フランスの「育休充実化」政策がもたらした、予想外の「負の側面」
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「フランスの事例から得られる教訓は大きく2つある。ひとつは、あまりに充実した育休制度は、女性を家庭におしとどめ、男女の役割を固定化してしまいかねないということ」、「もうひとつは、幼い子供であっても母親だけの手で育てることが最善だとは限らないという点」。日本でのシミュレーションも同様の結果になるとのこと。
「育休改革は、子供の言語発達に悪影響を及ぼしてしまったのだ。この言語発達への悪影響の背景にあるメカニズムは完全には明らかにされていないものの、育休期間を延長し、母親が自ら子供を育てることで、子供が他の大人や子供たちと接する機会が減ったせいではないかと推測されている。」
これは論理の飛躍がありそうなのですが、本当にそうなのでしょうか?
また、フランスに8年住んでいた経験から言えることは、一般の失業手当もかなり手厚く、社会主義的な政策が根強く、それにぶら下がっている人達がかなり多いということです。
上の子がいたとしても教育に関しても大学以上の高等教育以外は公立でも良い学校は多いので基本的に教育費は抑えられるので育休をそこまで充実させるメリットは無いと思います。3年育児休暇制度で守られないと暮らせない生活というのは、流石に想像が難しい。
数十年働いて2〜3週間休んだり3ヶ月育児休暇をとっても、自分には(良し悪し合わせて)かなりのインパクトがありました。
何か理由をつけて、企業側が辞めさせる方向に動きかねません。長期育休制度の学びを活かして、よりよくして行きたいものです。
ちなみに全く休んだことがない方は、ぜひ一度体験することをオススメします。3ヶ月〜半年間は、なかなか良いバランスかと。