[東京 17日 ロイター] - トヨタ<7203.T>は17日、中国・寧徳時代新能源科技(CATL)<300750.SZ>と新エネルギー車(NEV)用電池の供給・開発などで、包括的パートナーシップを締結したと発表した。

今回の提携の下で、電池の供給だけでなく、電池システムの新技術の開発、セルの品質の向上、電池のリユースやリサイクルなど、両社は幅広い分野で検討を開始した。

また、電動車の普及に向け、電池の安定的な供給にとどまらず、発展進化が必要であると認識し、体制を整備して具体的な取り組みを進めていくとしている。

CATLは駆動用電池システムで世界トップのサプライヤー。世界的な車両の電動化進展を受け、中国国内だけでなく海外の自動車メーカーとの取引も拡大している。

*内容を追加しました。

(田巻一彦 編集:内田慎一)