「エモい」は感性も語彙力も低下させる
Business Insider Japan
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>ヤバいという言葉は思考するという楽しみを人間から奪う。 それと同じ現象が感性表現においても起きている。嬉しいときも、悲しいときも、切ないときも、エモい。
「ヤバい」の語源は諸説あるが、江戸時代の矢場(射的場)では隠れて売春が行われていたため、そこに下手に居合わせ、役人から目をつけられたら危ないという意味で、「ヤバい」と言われるようになったという説が有力。元々は盗っ人たちの隠語だったため、今でもテレビや新聞では使用を避けられる傾向がある。https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52134
使っている言葉で御里が知れる、とよく言われたものです。
【御里が知れる】 その人の言葉つきや態度で、生まれや育ちのよしあしが分かる。元エモーショナルギターロックバンド (https://www.google.com/search?q=Eggtop )のギタリストとして言わせていただくと、エモいが思考停止ワードになるのは良くないものの、エモいが一番しっくりくるときだってある。それは記事にあるヤバいもそうだし、もっと前から思考停止ワードとして有名なカワイイもそう。
まあ言葉にしづらい、腹の底から湧き出る感情みたいなものを音楽で表現していた側からすれば、言葉にした時点でちょっと薄っぺらくなるのは仕方がない。
♪言葉では伝えることがどうしてもできなかった優しさ
みたなものもある。「エモい」に象徴される
感情を大まかに表現する語に頼ることで、
繊細さが失われていくことへの警鐘でしょう。
知らない言葉は使いようがありません。
たくさんの文章に触れ、
言葉がどんな場面でどのように使われるかを
知ることが大切ですね。