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チューリングが紙幣にの顔になるなんて、素晴らしい!

チューリングが「AIの父」でしょうか?「コンピュータの父」「コンピュータサイエンスの父」のほうが正しいのでは。(でも、世の中的にも人工知能の父とも呼ばれていますね)

チューリング機械からコンピュータの原理を学ぶ
https://gihyo.jp/book/pickup/2018/0033

チューリングマシン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3


何度かコメントしたことありますが、マイクロソフトには身障者専用ならぬ、チューリング賞受賞者専用駐車場があります。

https://twitter.com/iwiwi/status/499369927300493312
人工知能という分野が確立したとされるのは1956年のダートマス会議なので、1954年に亡くなったアラン・チューリングを「AIの父」と呼ぶことに抵抗はあるが、人工知能を判定するテストとして有名な「チューリングテスト」というものはある。
https://newspicks.com/news/3198889/

一般には、チャーチ=チューリングのテーゼ、現代の殆ど全てのコンピュータのモデルであるチューリングマシンなど、AIというより計算科学分野で特に知られる偉人。いまや(拡張された)マリオメーカーすら「チューリング完全」であることが証明されている時代。
https://newspicks.com/news/4049172/

ペンローズ の「皇帝の新しい心」でチューリングマシンによる不完全性定理の計算科学的証明が記述され、人間の意識と計算科学の接点に出会い感動したものだ。

少年時代に科学を語り合えた唯一の親友モーコムに深い想いを寄せたアラン。しかしアランが想いを打ち明ける前に、モーコムは20歳の頃に肺結核でこの世を去ってしまう。
モーコムが行くはずだったケンブリッジ大に行き、優秀だった友の代わりになることが自分のすべてと信じ、科学の勉強に明け暮れる・・・。そして、本当に数々の偉業を成し遂げた。
しかし、39歳の頃、とあることで警察に同性愛がばれて有罪に。裁判の様子は新聞ネタとなり公に辱められ、国に仕事を制限され、女性ホルモンを注射され性的不能・肥満体となり、2年もの間重い鬱状態となる。そして、1954年6月7日(41歳)、青酸カリを塗ったリンゴをかじって自殺したと言われている(諸説ある)。 後に英国政府は2009年に正式に謝罪し、名誉回復をおこなっている。

ケンブリッジ時代の1938年に映画「白雪姫と七人の小人」を見て魔女がリンゴを毒に浸すというシーンに強い印象を持った。後に彼の同僚が「魔法の秘薬にリンゴを浸けよう、永遠の眠りがしみ込むように♪」と口ずさんでいるのを聞いたという。

寄り添えぬ深い哀しみ。天才の純粋にて切なる苦悩。

ちなみに、サバやヒメタデハゼの縞模様のことを「チューリングパターン」とも呼ぶ。
https://newspicks.com/news/3563630/
天才でありながら迫害を受けたアラン・チューリング。新50ポンド紙幣で、復権。AIの父の生涯は、ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」で知ることができる。第二次世界大戦下、ナチスの暗号機エニグマの解読に挑み、成功した数学者 チューリング博士の活躍は、日本軍敗戦と無関係ではない。
https://m.youtube.com/watch?v=Lzd7MAd0J5A
最終決定までのShort-listを見ていると
Mary Anning, Paul Dirac, Rosalind Franklin, William Herschel and Caroline Herschel,
Dorothy Hodgkin, Ada Lovelace and Charles Babbage, Stephen Hawking,
James Clerk Maxwell, Srinivasa Ramanujan, Ernest Rutherford, Frederick Sanger and Alan Turing.
英国科学の偉大さがヒシヒシと。
https://www.bbc.co.uk/news/business-48962557
同性愛を糾弾され41歳の若さで自殺するという悲劇的な最期だったけれど、チューリング賞という情報科学の最高の栄誉にその名を冠し、現在のコンピュータ産業全ての礎を築いた巨人。他にもディラック・ホーキングが候補だったなど、英国社会の数理科学への敬愛が感じられる。日本ではチューリングのような数理科学者が紙幣の肖像の候補に挙がるなど考えられないけど、それが社会全体の数学リテラシーの乏しさを示しているように思えてならない
英国の新紙幣にアラン・チューリングが採用。改めてネットで見たけど凄い数奇な人生。「計算機科学の父、数学者、論理学者、戦時中の暗号解読者、偏見の犠牲者」「正しく見た数学は、真実だけでなく最高の美 - 彫刻のように冷たく厳しい美も有している」とも。これを機に彼の功績が世間に広がると良いな!
チューリングといえばエニグマやAIで有名ですが、実は生物学にも影響を与えた人物です。それは、生物の模様(波)を数式で記述したことです。1952年に拡散反応方程式を提唱し、生物の皮膚や体内の分子分布は連立偏微分方程式で説明できるという論文です。

The Chemical Basis of Morphogenesis(形態形成の化学的原理)
http://www.dna.caltech.edu/courses/cs191/paperscs191/turing.pdf

そして現在大阪大学の近藤先生が1995年に、タテジマキンチャクダイの模様がこの方程式でできていることを実験的に証明し、他の動物にも共通していることがわかってきています。皮膚の模様だけでなく、受精卵からの体づくりにも使われていると考えられています。

当時の近藤先生のエピソードが非常に面白いので、ぜひ読んでください。

生命科学でインディジョーンズしよう(前編)
https://www.fbs-osaka-kondolabo.net/post/%E7%94%9F%E5%91%BD%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86-%E5%89%8D%E7%B7%A8

生命科学でインディジョーンズしよう(後編)
https://www.fbs-osaka-kondolabo.net/post/%E7%94%9F%E5%91%BD%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86-%E5%BE%8C%E7%B7%A8
"AIの父"にはちょっと違和感ありますが、コンピュータサイエンスの偉人が紙幣に乗るレベルで認知されたことは感慨深いものがあります。
この場にいる方々はキャッシュレス派だと思うのですが、それゆえ紙幣の話題がこれだけ盛り上がることの象徴的な意味合いを逆説的に感じております
WWⅡ時の英国を数学とコンピュータで救った天才。ふさわしい気がします