【利権】法律が増えると、誰が「得」をしているのか?
NewsPicks編集部
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立法過程について問題意識を持つ、複数の若手官僚が取材に応じてくれました。
文中にもあるように、利権が絡むのはごく一部の法律です。
しかし、取材を通じて「ビルドする理由」はいくらでもあるのに「スクラップする理由」がないことはよくわかりました。
官僚の方のうち、お一人が「各省には必ず法令だけを担当する職員がいます。「いらないから法律作るのやめよう」となったらその人の仕事、なくなっちゃいますよね」と言っていたのが印象に残りました。もはや何が言いたいのか…そもそも、行政の仕事の中身自体が法律で決まっている(例えば◯◯省設置法)し、税や刑罰など国家権力、暴力装置の行使は法律抜きではあり得ない(行政裁量でそんなことやったらどうなるか、想像するまでもない)。
税、法律、予算が政策ツールの代表ですが、結局は法律抜きでやれるものなどひとつもない(予算は比較的自由度高いですが、結局は何らかの法律で定められた行政目的の遂行のためのものでないといけないし、その執行についてのルールも当然法律)。
立法爆発、というテーマでどんな真新しい話が出てくるのかと思っていたら、行政、政治一般への批判というか議論にしかなっていなくて、これなら大きな政府、小さな政府みたいな論点立てた方が素直では…?なかなか攻めたスタンスの特集ですね。あえて多くは語りませんが、この視点があるのとなぜ参院選の真っ只中にGAFAに規制しようという記事が今日の日経一面に出てくることや、米国のFacebookが提案したリブラに対する過剰なまでの叩き方の裏が少し読めるかもしれません。