新着Pick
671Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
優秀なAI人材は「卒業と同時に蒸発する(高給を提示されてすぐに引き抜かれてしまう)」といわれる時代です。日本の多くの大学は欧米の大学のように人気に応じて学科の定員をドラスティックに変えることをしないプライドを持っているので、産学連携でカバーするという解にたどり着いたのでしょうね。

すでにされているかもしれませんが、内情を存じ上げないので思ったことを。

これ、ある程度講義を受けたあと、チームを作ったりラボを作ったりして、思い思いの演習ができるようにすると面白いかもです。対象とする課題は社内のデータでも社外のものでもよい。もしかしたらトップとまではいかなくても名のしれた国際会議などでダイキンの名前が並ぶ日が来るかも。

事例を一つご紹介。私は入学したての大学1年生にプログラミングと、それを使って数学・物理のシミュレーションを行って可視化するという講義を行っています。つい先週の金曜日が最終日で発表会があったところでした。一位をとったチームのお題は「渋滞発生のメカニズムと自動運転の効果について」。いろいろと数式を立て、条件を変え、偏微分方程式を使った物理シミュレーションで学生らは渋滞学で有名な東大・西成先生とほぼ同じ結論を出しました。

・前の車がブレーキを踏んだことに気づくのが遅れて強めにブレーキを踏んでしまう
・これが後続の車にどんどん影響して間隔が詰まっていき、渋滞が発生する
・渋滞を抜けた車が遅れを取り戻そうとスピードを出してしまい、また前の車と間隔が狭くなるので更に別の場所で渋滞が発生する
・なので車間距離のコントロール(ある程度開けておくこと)が重要
・前の車がブレーキを掛けたことをいち早く察知する自動運転の車が一般車に混じって50%ほど存在するとほとんど渋滞が生じなくなる

これをCGアニメーション付きで実演してみせるのです。大学1年生ですよ?講義第1回目の自己紹介のときには「プログラミング未経験なので不安です」と言っていた子たちが、Linux使ってPython使って半年でですよ?

そんな子たちにまとめとして「うちのラボでは4年生が1年間必死で研究すると企業にライセンス提供できるほどすごい技術を作れることも多い」と紹介すると「えー、すごい。行ってみたい。」と更に目を輝かせていました。若い人たちの可能性や熱量って本当に素敵です。
世界シェアNO.1企業らしい取組。技術系新入社員3分の1にあたる100人を徹底育成。

中途半端にバラまくより徹底投資。採用力もつく。
必読。
AI人材のMake or buyのmake側を実践している例だが、単に「優秀な人間を育てる」というだけにとどまらない点が面白かった。

「ただ、まだ開講して2年目なだけに、不確定な要素も多い。
例えば、2年間給料をもらいながら学び、その後すぐに辞めてしまう「リスク」がある。
板谷氏は、「(退職リスクについては)丁寧に何度も面談を重ね、配属時にミスマッチが起きないようにやりがいを持てる事業を見つけてもらう」と、あくまでコミュニケーションによって人材の定着を図るしかないとしている。」

やはりこの点が大事な点だろう。
定着するための働きかけも大事だろうが、もっと大事なことは、自分が得た知識や能力を実際に仕事の中で活かしながら、さらに深めていけることができること、つまり、ここで働くことが自分の成長の実感につながる、自分の仕事人生で自分は主人公になれている、という実感だろう。
個々の人間の能力を育てても、活躍の場がなければ辞めるのは不思議ではない。
しかし、これを単に会社の仕組みや、旧来の仕事をしてきた人の「後進性」のせいにしても何も解決しない。もちろん、組織を変えていく取り組みは経営・人事の大事な仕事であるのは言うまでもないが。
できれば、こうした人材教育の中に、自分を組織の中で活かす力の育成も盛り込んでいくとより良いと思うし、どうもそれをやっている様子が垣間見える。少なくともそれが大事だということは感じているようにも思う。
そのあたりにフォーカスしてもっと知りたいと思った。
日本電産の永守さんも日本の大学はぬるい、ということで大学の経営改革をし始めましたよね。ダイソンも大学を作りました。日本の大学は本当に世界で戦える人材を育てる気があるのか。そんなトップ経営者の憤りを感じます
ここまで張れることがすごいし、素晴らしい。人材流出などのリスクはあろうが、リスクがあるからやらないのとどっちが良いかといえば、やる方が圧倒的にいいだろう。
これだけの規模を一気にできるのは大企業ならでは。ここにヒントがあると思う。中途採用という観点でも、社内大学+試験含めた募集というのは、資源に乏しいスタートアップではできない戦い方。スタートアップの方がフットワークも軽く、応用などでは面白い点もあるだろうが、社会実装と幅広く使われるという観点では大企業の魅力も大きい。
両輪で日本で人財供給も社会実装も増えていくと、産業が大きく変わると思う。
すばらしい取り組み。AIは基礎だけ学んでも「だから?」となりがちですが、ダイキンには空気のコントロールという至上命題があるのですぐ実務に応用できそうです。

2年間の集中的な教育は個人的には賛成です。私も会計士になるために2年間ほぼ毎日を勉強につぎ込みましたが、同じ熱量をAIに向けていたらそれなりのところまで行けたのではと夢想します。どんな分野でも1,000時間かければ、なにかの形にはなるでしょう。
「AI人材に1000万円」のような求人がニュースになる最近ですが、その道ではなく、自社で毎年多くの人材を育てるために大学を作るという意思決定のダイキン。この考え方は素晴らしいと思います。そして、この仕組みでさらに強い企業になっていく感じがします。
リソースが潤沢な大企業がこういう決断をできると、強いですね。

もちろんAIだけをやっているわけではなく、東大との連携の中では私が所属するナノテクユニットとの共同研究なども射程に入っています。
こういう意思決定は経営とHRが連動してこそ。成果はこれからかと思いますが、この同期、この学びが出来るのは強い。
プロコンあると思うがこの決断はなかなかできるものではない。やりながら修正できる部分もありそうなナイストライ。
この連載について
テクノロジーの話題に関する特別レポート
ダイキン工業株式会社(ダイキンこうぎょう、英名:DAIKIN INDUSTRIES, Ltd.)は、日本の大阪府大阪市に本社を置き、世界五大陸38ヶ国に拠点を持つ空調機、化学製品の世界的メーカーである。略称は「ダイキン」。空調事業の売上高は2010年からキヤリア社を抜き世界第1位、またフッ素化学製品でもデュポン社に次いで世界第2位、換気事業においても世界第1位のシェアを誇る。 ウィキペディア
時価総額
4.27 兆円

業績