■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 108.35/37 1.1263/67 122.06/10
NY午後5時 108.48/51 1.1252/56 122.09/13
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の108円前半。金融市場では月内の米利下げ観測が根強いものの、この日は米長期金利が低迷し、株価も力強さを欠いたことで、ドルは下落。大手米企業の決算や来週初めに発表予定の中国経済指標への警戒感もあり、短期筋によるポジション調整の動きがドルの上値を抑えた。
<株式市場>
日経平均 21685.90円 (42.37円高)
安値─高値 21589.83円─21720.14円
東証出来高 10億2974万株
東証売買代金 1兆7891億円
東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米国株市場でダウとS&P総合500が終値で最高値を更新。7月限日経平均先物ミニ・オプションSQ(特別清算指数)算出にからんだ特殊な需給要因も重なり、朝方から買いが先行した。一方、安川電機<6506.T>の低調な決算を受けて設備投資関連株が売られて相場の重しとなった。3連休前の利益確定売りなどで一時マイナス圏に沈んだが、指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983.T>が大幅上昇し、日経平均もプラスに浮上した。
東証1部騰落数は、値上がり703銘柄に対し、値下がりが1356銘柄、変わらずが91銘柄だった。
<短期金融市場> 17時07分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.076%
ユーロ円金先(19年9月限) 99.990 (+0.010)
安値─高値 99.985─99.990
3カ月物TB -0.150 (-0.005)
安値─高値 -0.150─-0.150
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.076%になった。「積み最終日だが、連休前ということもあり、資金調達の動きは乏しかった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は強含み。
<円債市場>
国債先物・19年9月限 153.38 (-0.24)
安値─高値 153.33─153.46
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.120% (+0.025)
安値─高値 -0.120─-0.125%
国債先物中心限月9月限は、前営業日比24銭安の153円38銭と、反落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2.5bp上昇のマイナス0.120%。世界的な金利上昇の流れが円債市場に波及した。
「理由を付けるのが難しい金利上昇となった」(国内証券)──。6月の米コアCPI(消費者物価指数)は1年5カ月ぶりの高い伸びとなったが、金利先物が織り込む7月の0.25%の米利下げ確率は100%のまま。0.50%の確率は前日の29.2%から20.4%にやや低下したが、大きな変化とは言えなかった。
<スワップ市場> 16時51分現在の気配
2年物 -0.02─-0.12
3年物 -0.03─-0.13
4年物 -0.03─-0.13
5年物 -0.02─-0.12
7年物 0.01─-0.08
10年物 0.10─0.00