メジャー志向は時代遅れ。“尖った哲学”が生き残りの条件

2019/7/16

シンプルが美しい

──前回、令和の時代は、人々がそれぞれの「モノサシ」を持って輝き始める、という話が出ました。すると、企業にとってはターゲティングもしにくいし、メッセージの仕方も難しくなると思います。小林さんは、オルビスのブランドをリニューアルするにあたって、どのようにメッセージを伝えようとされたのですか?
小林 「ここちを美しく。」というブランドメッセージを明確化させて、その象徴を「オルビスユー」に担わせました。