ボッシュ、電動車のバッテリー寿命を延ばすクラウドサービス開発
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注目のコメント
こちらにも書きましたが、若干追記を。
https://newspicks.com/news/4041655
EVのバッテリーはブラックボックスにしていますが、実はテスラでもBMSからセル単位のセンシングをしてます。ただ、それを公開してないんですね。
テスラで故障があった場合は、USBにBMSのデータを移し替えて対応をして貰わなければなりません。このBOSHのクラウドを使えば、故障を遠隔検知することが出来ますね。恐らくBMSの設定更新もリモートで出来るでしょう。
バッテリーは化学品なので、電子回路上のデバイスでありながら中身の状態は置いといて、電流や電圧から残量を推定しています。これは等価回路モデルといって、電子デバイスに置き換えてシミュレーションをしていると考えて良いでしょう。
今後、こうしたバッテリーのIoT化は進むと思います。取得したデータを運転者向けに使うのがBOSHなどのTier1サプライヤーで、これを残存価値や保険適用に使おうとするのがプラットフォーマーで、自動車メーカーも検討してるはずですが、潜在顧客のニーズに合ったサービスデザインまで出来ないでしょう。勿体ない。
しかし、IoT化したバッテリーを積んでるテスラでも燃えちゃうんですよね。これは不思議。何のためのセルセンシングなのか?恐らく液冷や積んでる円筒形セルが多過ぎることが原因なのだと思います。これはボッシュらしいサービスだと感じました。
電動車のコア部品であるバッテリーのプラットフォーマーの立ち位置を押さえつつ、バッテリーの消耗や劣化に関するデータを蓄積・解析することで、バッテリーマネジメントシステムの開発にも活用していく狙いではないでしょうか。進化し続ける機能がゆえのクラウドで
個車とつながり続けることは、意味合い大きいですね。
OEMのサービスとの連携をどうしていくのか、興味深いです