30代は何歳まで生きたいと思っているのか。希望寿命と平均寿命のギャップ
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介護施設勤務しています。
身体は元気でも認知症になる方。
頭はクリアでも身体が不自由な方。
平均年齢84,6歳の皆さんと接していると、否が応でも死について考えさせられます。
僕の望みは、「自分で自分の死ぬタイミングを選びたい」ということ。
ボケながら介護士にお世話してもらうことも、寝たきりで1日7回オムツ交換してもらうのも嫌です。
だから、自分の意思で尊厳死を選べる法制度が整うことを、政治に期待しています。やりたいことを全てやったら「いつ死んでいい」というか、やりたいことをやりきったら死にたいと思ってやっています。引退した1年後に死にたいと公言しているのですが、長く生きたい気持ちが薄いです。
今後、平均余命はどんどん伸びるという指摘は重要でしょう。
現在の平均寿命の数字には、戦争で死亡した若い人がデータとして含まれています。そして、戦後、抗生物質の開発により、感染症による死亡率は劇的に低下しました。抗生物質がでてきたのは、まさに第二次世界大戦終了時です。
日常、診療していて感じるのは、肺のX線CT画像を見ると、70歳くらいを境目として、かなりきれいになっています。こういった統計データを知りませんが、まず間違いないです。
健康情報により、食生活がかなり良くなっています。運動も推奨され、体が良くなっています。アルツハイマーはすでに欧米では減り始めています。
私だって、寝たきりなら長く生きていたいとは思いません。しかし、私の個人的推測では、元気で長生きする老人が今後増えてくると思います。
こういう基本的考えは、政治や社会の将来の予測として重要でしょう。60歳で引退して、あとは年金や貯金に頼る、という社会は間違っていると思います。ただし、それを数字として表すのが難しいのが残念です。