性暴力に遭わないための具体的なアドバイスまで フィンランドの性教育はここまで教えていた
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日本ももっと隠さず、セクシュアリティについて、一緒に子どもと考える時間を作るべきなのかもしれませんね。
「性」=「人生を豊かに生きていくための大切な要素」
この考え方を教育として行っていけば、性暴力から身を守るだけでなくて、性暴力を起こす人ももしかしたら少なくなるのかもしれません。
ちなみに世界で見ると、性的暴行事件が多い国TOP5は、
1位 南アフリカ
2位 スウェーデン
3位 アメリカ
4位 イギリス
5位 インド
だそう。
日本は統計の対象となった119ヶ国中、105位だったそうです。
その順位を見ると、日本は安全なの?と思いがちですが、そうではなく、性犯罪の場合、泣き寝入りしているケースも多いはず。
いずれにしても、無差別だけではなく、知人や友人から性暴力を受けるケースもかなり増えています。
「知っていれば、身を守ることができたかもしれない」
フィンランドの性教育のように、知ることも自分の身を守る1つのポイントなのかもしれません。性暴力は被害者にならないためのレクチャーしか受けません。
なので被害者になった場合、落ち度がなかったのか探されます。それはセカンドレイプにもなる。
加害者にならないための教育も合わせて必要だと思います。性暴力は物理的に力が強い者が弱い者にやることです。そして必ずしも性欲の解消が目的ではない場合も多々です。
加害者にならないための教育っていじめにおいてもやらない。それは教える側にとって深淵を覗くようなことだからでしょうか。
そして「信頼できる人に話す」というのがすごく大事で、
家族中が良くても実の親にはなかなか言えないものです。
あのおばさんになら話してみよう、と思われる空気を出しておこうと日々思っています。
当たり前と思って口に出してこなかった「加害してはならない」「いかなるときも嫌だという声を尊重しなければいけない」という事をはっきりと教えないといけないのだとおもいます。東大王の中絶の件がありまた残念な気持ちでいっぱいな中ですが、日本の子どもたちはこれらのことをいったいどこで誰に教わることができるのか。↓
「外見から、性暴力をふるう人を見分けることはできない。美貌、裕福、人気者、頭脳明晰、若い人かもしれない。(略)性暴力は、表に出にくい犯罪である。警察に通報されるのは、実際の行為のごく一部にすぎない。行為について警察に通報したくない、する勇気がない、できない等と感じやすい。それは、若い人にとって性暴力が理解を超える経験で、それが犯罪であると理解していないからである」
そして、被害に遭った際の対処法が実に細かく、具体的に示されている。
「信頼できる人に話す。助けを求める。一人で抱え込まない。警察に通報する。72時間以内に起きた場合はシャワーを浴びたり、服を着替えたりしない。着替えた場合は、警察の捜査のために洗濯しないでおく」