【中田敦彦】芸人が「オンラインサロン」を選んだわけ
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今回は、著名人が主宰するオンラインサロンについて議論しました。全貌がなかなか明かされないクローズド・コミュニティであるオンラインサロンは、単なる嗜好が同じ参加者の集まりではなく、たくさんの人が集まるのには、今の時代特有の、社会的な背景があるのでは、という問いからこの企画が始まりました。
まずライターの速水健朗さんに「オンラインサロンについてどう思いますか?」と伺うと「オンラインサロンに潜入取材をしたことがあり、思うところはある」とのご返答があり、SNSが蔓延し、人と人との直接的な接触が少なくなっている「個の時代」に、あえて特別な繋がりを求めている人は多いのではないか、という話になったことから、ぜひこの企画に出ていただきたいとオファーさせていただきました。
オンラインサロンのオーナーとして、西野亮廣さん、中田敦彦さん、箕輪厚介さんにご出演していただき、それぞれのオンラインサロンや、サロン参加者と一緒に作るコンテンツにかける思いを熱弁していただきました。最終的には、いまや作る過程をみせることがコンテンツ、という議論や、オンラインサロンはNewsPicksまた新宿御苑と同様の仕組みで、お金をとってある意味治安を維持しているという、新たな視座を与えてもらったと思っています。
キング・オブ・コメントを受賞した中田敦彦さんに、番組後にインタビューさせていただきました。「大航海時代と一緒で、陸地で負けたから海に出た」という例えには納得。この記事は中田さんのオンラインサロン論をうまく表現できたのではないかと思っています。
また第二回目のオンラインサロン回をぜひやりたいと思っています。
ご出演者のみなさま、ありがとうございました。キングコング・西野亮廣さん、幻冬舎の箕輪厚介さん、ライターの速水健朗さん、そして、今回インタビューに答えてくださったオリエンタルラジオの中田敦彦さん。
今回の「The UPDATE」は番組史上最高と言っても過言ではない、超豪華メンバーでの議論となりました。
番組中、色々な金言が飛び出しましたが、
僕が一番感銘を受けたのは、中田さんの「新宿御苑理論」。
「少しお金を払って、閉じていることで治安が良くなる」という
この理論は、オンラインサロンに限らず色んな場面で言えると思いました。
僕は趣味でサウナによく行くのですが、
銭湯よりも、少し高い入場料で行きにくい場所のスパの方が、
マナー(治安)が良いような気がします。
「自分の属したいコミュニティを、少しの代償を支払うことによって選べる」
オンラインサロンはそこに価値があるのだな、と学ぶことができました。
来週のテーマは「新リストラ」。
ラッシュジャパンの安田雅彦氏、産業医の大室正志氏、大学准教授の西田亮介氏、弁護士の白石紘一氏を交え、徹底的に議論します。
そちらも是非ご覧ください!