海外事例から洋上風力発電の普及を考える
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欧州の再生可能エネルギー資産のリスクは、国の予算が確保されているか、固定価格の場合、無理に高く設定されていないかという点を分析することが重要です。
あとは財政や予算が逼迫してきた時にどの様な対応をした国なのかで投資家や銀行のアペタイトが変わります。
例えばひと昔前のスペインは一旦契約したタリフを遡及的に下げたので投資家の反感を買いました。
一方で隣国のポルトガルは、足元の財政悪化を改善する為にタリフを下げる代わりに電力買取の期間を延ばすことをオプションとして投資家にオファーしました。オプションを行使する方が現在価値ベースでは投資家が得する様にデザインされていた為、ほぼ全投資家がオプションを行使し、WINWINの結果となり、投資家の信頼も得られました。
また、記事のファイナンスの部分を補足すると、Green Investment Bank以外にもEPC次第で欧州各国の輸出入金融機関(ドイツやデンマーク)がファイナンスします。日系のスポンサー案件の場合はJBICもポンド建てで支援しています。
最近は銀行のアペタイトも強いので最近は低下傾向です。