[ワシントン 9日 ロイター] - カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は9日、連邦準備理事会(FRB)には今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決定する余地があるとの考えを示した。

カドロー委員長はCNBCが主催したイベントで、FRBは物価水準の安定を目指すべきで、前週5日に発表された雇用統計のような労働市場関連の指標に注目するべきではないと述べた。

また、パウエルFRB議長を排除する動きはないとも表明。FRBの独立性は尊重しているが、大統領やその他の当局者には見解を表明する権利があるとの考えを示した。

このほか、ドルが安定的で力強く、信頼できる通貨であることを望んでいると述べた。