【本邦初公開】もっとも「年功序列な会社」はどこだ

2019/7/11
給料といえば「平均年収」ばかりが注目されがちだが、今回フィーチャーするのは「年齢と給料の関係」だ。
以下に紹介するのは、NewsPicksの読者に多い、商社、銀行、総合家電、SIer、IT、コンサルティングの各業界の上位5社について、「OpenWork(オープンワーク)」ユーザーのレビューを基に作成した「年齢‐年収の相関図」だ。本邦初公開のデータである。
グラフの「点」は年収の分布を、「直線」は予想される平均年収の推移を表している。
決定係数が高いほど、年齢と給料の相関性が高い「年功序列型」の企業であり、逆に決定係数が低いほど「能力重視型」の企業だということを意味する。
これらのグラフから、どのような「情報」が読み取れるのだろうか? 経済評論家の山崎元氏に聞いた。
山崎 元(やまざき・はじめ)経済評論家。楽天証券経済研究所客員研究員。専門は資産運用。東京大学卒業後、三菱商事に入社。その後、野村投信、住友信託、メリルリンチ証券など12回の転職経験を持つ。資産運用に関する書籍や雑誌での連載を持つ。近書に『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(文響社)、『人生を自由に生きたい人はこれだけ知っていればいい お金で損しないシンプルな真実』(朝日新聞出版)