ルネサス社長電撃解任の深層、INCJが2度目の人事介入で引導
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注目のコメント
ガバナンスの問題だけでなく、今後気になるのは本業面および下請企業への影響。ルネサス関連では、下請企業実態に関する調査レポートを3月にまとめましたので、ご参照下さい。
【参考】「ルネサスエレクトロニクス」グループの下請企業実態調査
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190302.html
→下請先は3323社、業種別では「ソフト受託開発」がトップ形式的には辞任で、事実上の解任ということでしょうか。
取締役会で、任意の諮問機関である指名委員会(ルネサスは会社法の指名委員会等設置会社ではない)が 、呉さんに社長兼最高経営責任者(CEO)の交代を勧告し、それを受けて呉さんは辞任されたようです。
(辞任していなければ、取締役会で解任されていたのでしょう。会社法第362条②3)
ルネサスのホームページの役員一覧(7/1現在)には、呉さんの名前がないので、CEOだけでなく、取締役も辞任されたのでしょうね。
(取締役の解任は取締役会ではできないでしょうから。)
https://www.renesas.com/jp/ja/about/company/profile/executive-bios.html