住商が「フィリピンバナナ」から撤退したわけ
東洋経済オンライン
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注目のコメント
うちも毎日農家さんとワイワイやってますが、新興国での人材マネジメントの難しさは、事業が伸びてくるのと比例します。初期採用時は、平均月収+αでがんがん働いてくれます。しかし、会社が伸びてきて事業が拡大しているのを農家さんが知ると、賃上げを要求してきます。もちろん、平均賃金を大きく上回る額を。ぶっちゃけ、ブルーワークが多いのでリプレイスはききます。が、採用&トレーニングフィーがかかるとともに、上記を繰り返されたら本末転倒。そして、記事にあるような労働環境やコンプラ違反というカードをきってきます。これが起きる理由は二つです。
i) 単純に仕事がまじできつくて給料に見合わない
ii)マネージャー/経営陣と現場の距離が遠いことによるコミュニケーション不足
つまり、i)のケースだと労働環境の見直しが解決策になりますが、ii)だとtoo lateで、元に戻すのが非常に難しい。今回の場合だとii)のような気がするので、こうした住商の経営判断になったのかと。こんな問題が毎秒出てくるのが新興国ビジネスazs.川に入って渡ることも、橋を架けることもなく、人が架けた橋を渡るという慎重派の住商が珍しくトラブってる。
資本関係を切っても取引を止められないということで、往生際が悪いな、と思いましたが、中間流通にも出資してるからなんですね。
北川さんのコメントで理解が深まりました!