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・日本の問題は、人事評価に時間を使わないこと
・指導者は自分の時間の30%を人事に使う
・自分の値札は自分で決める
・人生100年時代のまやかし
・なぜ日本人は伸びる業界に移らないのか?
などなど、重要なご指摘に溢れたインタビューです。是非、お読み下さい!
大前さんの未来予測が的中する理由は、視座を極限まで引き上げ、地球全体の動きをマクロ・ミクロの両方の視点で見ていることにあります。その思考は、「長い目で見ると、世界経済や主要企業(創業間もない企業も含む)はこう動くはず」という仮説・検証が出発点になっています。
それが、「だいたい」正しいければ、その大きな流れの中での日本経済や企業、個人に起きる変化の予測は、「ほぼ」当たります。水は高いところから低いところに落ちるからです。
もちろん、「いつ」水が落ちるのかまでは正確にはわかりません。終身雇用をはじめ、安定そうに見えるダムが決壊するタイミングの予測は困難です。しかし、「いずれ」変化が起きるとわかっていれば、企業も個人も事前に戦略を立て、事態の急変に備えておき、いざという時には、それをむしろチャンスに転じることが可能となります。
ーーー
【7月10日追記】コメントしてから12時間後に追記するのもどうかと思うのですが、タイトル画像にある「実務の価値はゼロ!」という言葉は誤解を招くと思います。私自身の両親は金融機関の現場で働いていたので、「両親が長年、あれほど苦労して働いた価値はゼロなのか?!」と一瞬思いました。実務を通じて、社会を支えている人は大勢います。(というか、ほとんどでは?)
しかし、大前さんの発言を正確に読むと、「会社の中の実務」の「価値はゼロ」であり、「他の会社に移せるかどうかが大事」とあります。つまり、会社独自の調整プロセス(どの会社にもあります)に熟練しても意味はないという趣旨です。
それを単に「実務の価値はゼロ!」とだけタイトルに書くのは、いったいどうなのでしょうか...?
大前研一さんが、NewsPicksを通じて、新聞を読んでいるという事実に驚き。
「実務の価値はゼロ」ということは、堀江貴文さんも「労働はオワコン」という言い方で言及していました。
とはいえ、組織人の場合、実務がゼロだと組織内で生きていけないから、組織内と組織外の両方の視座があるべきでしょう。
私自身に置き換えると
①オペレーションエクセレンスの価値はゼロになる。
→幸いそもそもオペレーションエクセレンスでない笑
②自分は何ができる人か?を社名と役職名を使わずに語れるように仕事をする。
→私のアキレス腱はここ。
『ユナイテッドアローズ』『女性』『役員』フラグしかない。
ただし③にポテンシャルあると自己を期待評価し自己研鑽あるのみ。
③ 人が最後まで機械学習やITでなく人に望む仕事は何か
→『相談』だと思っている。
誰に相談したいか?私なら
・初対面の相手をも包み込む人的魅力がある
・誰よりも学び、もがき、傷付いた経験がある
・政治的ではないがコミュニケーション上手
・場の空気を一変させてしまうメッセージ力
・社交的だが滅法口堅い
・勘と経験に頼らないデータドリブン&ロジカルに仕事する
・時代が求める知見を学び、自分をアップデートし続けられる
・ついてこれない人にも優しく、しかし毅然と対処する
音楽の世界でもスポーツの世界でも、プロとなっても日々訓練・鍛錬・勉強の日々。ビジネスの世界であっても例外であるはずはありません。
私はあえてもう一つ付け加えたい。音楽やスポーツと同じように、勉強にも適切なタイミングがあること。若いときの1時間の勉強はもしかしたら大人になってからの100時間に相当するかもしれないこと。
特に基礎学力と呼ばれるようなものは若いうちに適切な能力を習得しておくことが必要だと思っています。年齢を重ねてからでは身につかないとは言いませんが、膨大な時間と労力が必要になります。大人になってから急に音楽やスポーツを始めてプロにまでなれる人が極端に少ないのと同じ。
「人生常に勉強だからいつやっても同じ」ではなく、学生時代は学生時代でやはり本気出して勉強してほしい。
「大学院(もしくは博士課程)に進学しなくても会社だと給料をもらいながら同じ内容の勉強ができ、更に社会の役に立つよ。だからうちにおいで。」などという言葉を学生に投げかける社会人の方が実際にいらっしゃるようですが、それは多くの場合誤りだと思っています。少なくとも、会社での実務と大学院で学べるものは全く別物。
コンサルティングという特殊な職業のマッキンゼーの話を一般化するのは少々無理があると思いながら、職業人として「プロフェッショナル」を突き詰めればそちらに向かうべしというのは理解できます。一方で同じ論調のまま政治を語るのは理屈はわかるものの違和感が残りました
ニューズピックスだって、記事書く人がいないと成り立ちませんから。
言われてみてそうだなと感じたのは、
2社目で踏ん張って成果出して、3社目を人生のピークにしろ。
という話です。
たしかにサラリーマン的成功をしてる人は2社目でなにか残してる人が多い。