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コメント
注目のコメント
池田編集長と一緒に取材しました。
王CEOが語る中国企業の未来も興味深かったのですが、彼個人も大変興味深いキャラクターです。ファーウェイ、中国科学院というエリート中のエリートのキャリアを捨て、小さなスタートアップを始める。その理由は「やりたいことができるから」、「AI時代にスタートアップに可能性があるから」。
中国民間企業の特徴は「旺盛な参入」、つまり起業家精神に満ちあふれた人々がアグレッシグに起業しまくる点にあります。技術がなければ戦えないAIスタートアップ時代は様相が変わるとも言われてきましたが、どうしてどうして、チャンスとみれば王CEOのような中高年すら地位を投げ捨て、チャレンジャーとしてビジネスに飛び込む事例から、中国ビジネスは今後も面白い世界が続くことを直感しました。
私は中国経済、企業専門のジャーナリストとして今後もこの世界の取材を続けていきます。記事という形で、またどこかで皆さんにお会いできましたら。再見!骨太のインタビュー。
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短期的に見ればマイナスですが、中長期的に見れば、別の影響が出てくるのではないか、と思っています。
つまり中国は、必死に乗り越えるでしょう。米中摩擦を経て、3年後の中国ハイテク界には、新たな状況が生まれているはずです。
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この見方は主流となっていく可能性が高いのでは。
これを機にアップル、アンドロイドに並ぶ第三局OSのパンドラの箱を開ける、あるいは中国半導体産業が強化されるという類です。
トランプのファーウェイ対策緩和発言も、対中交渉の飴という面もあるでしょうが、この見方も影響していると推量します。他の若い中国人スタートアップ経営者とは異なり、MITと清華大学について、とかく冷静に語っていたのが印象的でした。
アリババとも提携している、顔認識企業FaceOSの王CEOは、かつてファーウェイのエンジニアを務めた、清華大学MBAの出身。
特集の最後を締めるにふさわしく、「電脳チャイナ」の未来を聞きました。