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良い傾向と思います。

基本素材の世界でもきちんと商標を取る傾向です。消費者製品じゃないから別に名前なんて無くていいという発想の方が多かった(名前をつけるのは特に意味がないかっこつけ程度に考えてる人も本当に居る)のですが、最近はようやく意義が浸透してきたようで。

自社ブランドの保護はもちろん、きちんとした商標が存在することで、細かいところまできちんと気遣いの行き届いた製品という印象を持ってもらえる効果も。
さらに、その製品の品質が良ければ商標が一般名称として定着していきます。デファクトスタンダードになれば名前がそのまま信用になります。手に取る人も増え、売り上げも安定するでしょう。テフロン、とかセロテープ、サランラップ、などが好例。

商標とったからと言って売り上げが即上がる訳ではなく、結局は品質ではありますが、信用はいろんな方向から徐々に積み上がっていくものなので、そういう意味で商標も大事なものと考えます。
あとは、売る側の人間が、自社製品に自信と愛着を持つ上で、呼べる名前があると、より愛情を込めやすいというのもあるかと。これも結構大事かもしれません。
広い範囲でブランドの育成や保護の動きが出ていることは、とても好ましいことです。

従来、とりわけ中小企業は「商品」や「製品」の品質が良ければOKと考える傾向にありました。

しかし、世界規模で類似商品が流通している今日、ブランドを確立することは極めて重要な戦略となってきます。

それでも、「パクリ」を防ぐのはなかなか困難なことですが…(汗)
日本での商標出願が本当に急増しているとしたら、その原因は中国だと思います。ひとつは、中国企業の商標乱用の巻き添えを食らうのか心配になっている日本企業の動き。もうひとつは、その中国に進出する時、商標がなければ、販売もままならないという現実です。もしそうなら「良いこと」ではなく、「やむを得ない結果」です。(商標急増との関係は調べないと分かりませんが、中国について)もう少し詳しく説明してみましょう。

まず、中国市場に新規進出しようとした時、商標出願は必須です。当初、これは偽物の混乱を防ぐための苦肉の策でした。ブランドの名称を権利化させ、公明正大に争えるようにしたのです。国だけの話ではありません。ネットのプラットホームしかり、チェーンのリアル店舗しかりです。もしあなたの会社が中国でモノを販売しようとしたら、流通側から必ず商標の証明を要求されます。もうひとつは、偽物を作っている連中や知財の「当たり屋」なども、商標を出願し始めたこと。これは厄介です。しかも中国市場だけでなく、日本市場でもやりかねません。知財制度は、人類が人為的に作った制度です。ゆえにいまだ欠陥だらけです。しかし、現実に合わせていかないことには、後で大変なことになります。そのためにも、商標を積極的に出す、ただし、その商標出願が少なくてすむように、ブランド戦略をきちんと整理する。これらの点をぜひ真剣に考えてください。