岐阜中3自殺 市教委いじめ認め謝罪「寄り添えていなかった」
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岐阜中3自殺について
１ 岐阜市の市立中3年の男子生徒（14）が3日朝に自宅近くのマンションから転落死
２ 市教育委員会は5日、記者会見を開き、生徒が学校でいじめを受けていた事実を認めた
３ 生徒の自宅からは、いじめを苦にした自殺を示唆する内容のメモが見つかった
４ 市教委は、同級生の女子生徒が5月31日朝、男子生徒へのいじめを訴えるメモを30代の男性担任教諭に渡していたことを明らかにした
５ いじめを列挙し、「先生、力を貸してください」と書き添えており、担任は「これはいじめだ。先生も頑張る」と答えたという
６ 担任は同日午後、給食で嫌いな野菜を押しつけたいじめのみ取り上げ、2人の男子生徒を指導。いじめは解決したと考え、個人情報が書かれているとしてメモはシュレッダーで処分
７ 学年副主任には口頭で報告したが、メモのことは管理職も知らず、4日夜の保護者説明会で保護者の指摘で判明
８ 4、5両日の学校の調査で、男子生徒の受けたいじめについて
９ トイレで土下座させられ、金銭を強引に要求された
１０ びんたや蹴りを受けた
１１ つばをかけられたなどの実態を十数人の生徒が証言
１２ いじめには6～7人の生徒が関わっていたとみられるが、学校側は初めて把握
１３ 6月の定期的な全校調査では「困ったことはないか」との問いに男子生徒はいじめについて触れず、同19日に担任が「大丈夫か」と聞いたが「大丈夫です」と答えていたという
など。
