【進撃】テスラに挑む、新鋭「リヴィアン」の若きカリスマ

2019/7/9
J.ベゾスが目を付けた新鋭
世界で最も裕福な男といわれるアマゾンの創業者ジェフ・ベゾス。当然のことながら、彼の時間はかなり貴重だ。
ところが昨年の秋、ベゾスはR.J.スカリンジという名の36歳の起業家を探し出し、ミシガン州プリマスを訪問してスカリンジが創業した「リヴィアン」の本社でほぼ1日を過ごした。
リヴィアンが発売を予定している電動ピックアップトラックとスポーツ用多目的車(SUV)を見て、ベゾスは大いに気に入った。この訪問から間もなく、アマゾンはリヴィアンの投資ラウンドで7億ドルの出資を主導した。
その2カ月後には、フォード・モーターが5億ドルを出資。最終的に、リヴィアンはトラックやSUVを1台も売らないうちに17億ドルを調達した。
リヴィアンなんて聞いたことがない?
それは同社が最近まで、「ステルスモード(情報非公開状態)」を貫いていたからだ。看板も表札もない建物で活動し、その内容を公表することはほとんどなかった。しかし、そうした期間はもう終わり。2020年中に、リヴィアンはさまざまな種類の高性能電気自動車の生産を開始する予定だ。
テスラが高級車でやったことを、リヴィアンはトラックでやろうとしている。
(Evan Jenkins/The New York Times)
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