参院選公示 各党党首らの訴え
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年金が争点になるのでしょうか。ただ、争点とするには、あまりにも議論が貧困です。歴代の政権は公的年金があれば安心であるかのような、あいまいな言い方をしてきました。それが国民の間に不安や不信を広げる結果を招いています。それは政治そのものへの不信にもつながっています。
野党にも大きな責任があります。国民の不安に乗じて政権批判を繰り返してきましたが、批判だけでなく、具体的な改革案と財源確保策を示すべきでしょう。消費税10%への引き上げにも反対しているのは無責任です。
私としては、森友加計問題など公文書の改ざんや官僚の過剰な忖度が、有権者の投票行動に結びつくのかに注目しています。同時に、小泉純一郎元首相が再三発言しているように、憲法改正を争点にすべきではないと考えます。憲法改正は与野党が話し合って案をまとめ、国民に諮るものです。議席予想をたびたび担当させていただきますが、予想する際にはまず「投票率がどの程度か」を設定します。安倍政権は過去3回の衆院選と2回の参院選で負け無しですが、その5回のうち投票率が最も高かったのは2012年の衆院選で59.32%で、あとの4回は55%を下回っています。ただ単に投票率が上がればいい、という話ではありません。投票率次第で、結果は大きく変わる。つまり、あなたの一票は選挙の結果を左右し、候補者の当落と政党の党勢に大きな影響を与える力があるということをお伝えしたいのです。
選挙の現場で、各候補者や支援者のみなさん、各政党の議員や職員のみなさんの必死の活動を目にしている私としては、「投票したい人や政党がない」などと言わず、わからなくてもいいから投票所へ足を運んで、選挙公報や以下のサイトを見て「少しでもマシかなぁ」と思う候補や政党に一票を投じてほしい。投票に「正解」などありません。「正しい一票」や「間違った一票」もありません。あるのは、「あなたが投じた一票」だけです。一人でも多くの方が、自分で悩み考えて、その時点で納得できる一票を投じていただければと思います。
<投票の際に参考になるサイト紹介>
・選挙ドットコム 参院選特設サイト
全候補者の情報や、参院選の投票の仕組みなどもまとまっています。
https://sangiin.go2senkyo.com/2019/
・Yahoo! 参議院選挙2019
政党の公約比較や、相性診断があります。
https://seiji.yahoo.co.jp/senkyo/
・毎日新聞ボートマッチ 参院選
候補者と同じアンケート(20問)に答えることで、あなたの考えと政党・候補者との一致度がわかります。
https://vote.mainichi.jp/25san/
・JAPAN CHOICE(7日頃公開予定)
データビジュアライズによって各党の公約実現度や政策が見やすく表示されます。
https://japanchoice.jp/選挙のたびに思うこと。
「投票率が40%なんてありえない!みんななに考えてんの?」
いまの若年層は様々な不満や不安を抱えていると思います(収入、結婚、子育て、年金、親の介護などなど)。自助努力ももちろん必要ですが、自力でどうにもならない部分は公的な支えが必要です。
公的に必要な政策を実現してくれるのは政治家しかいません。
いまの世の中は高齢者層に有利な仕組みになっています。これはその世代の人たちが、自分たちに有利な政策を実現してくれる政治家を一生懸命支援したからです。いわゆるシルバー民主主義です。
政治家は自分に投票してくれる人の言うことしか聞いてくれません。だから、世の中を変えたいと思うなら選挙に行くしかありません。若年層が大勢投票に行くようになれば、若年層に有利な政策を実現してくれる政治家が必ず、必ず出てきます。政治家を志す人は、投票してくれる人の声を無視することは出来ないからです。
選挙に行かない理由として「選挙にいってもどうせ変わらない」「魅力的な政治家がいない」「政治家や政党はパフォーマンスばかりで国民をバカにしている」などの意見をよく聞きますが、全く逆だと思っています。選挙に行かないから、政治は変わらないし、魅力的な政治家は現れないし、バカにされるのです。
若年層の皆さん、選挙に行きましょう!
選挙に行かずに不満ばかり言うのはナンセンスです。
「あなたの清き一票が世界を変える」
青臭い選挙ポスターのようですが、実は世の中を変える最短かつ最善の方法だと本気で思っています。