訪日観光産業に大変なことが起き始めている - 木曽崇
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注目のコメント
この現象は日本人がかつて海外旅行ブームだった時からの変遷を思い出せば容易に想定出来ることですよね。
バブルの頃はみんなこぞって海外に行き、ヨーロッパのブランドショップに行って爆買いしてましたもの。
私はちなみに一人暮らしの貧乏人でしたので、常に通常モードでしたが…
閑話休題
その後だんだん、みんなは買い物より南の島にのんびりリゾートに行ったり、お金をかけなくても楽しむ事にシフトしたではありませんか。
なのでインバウンドだー、と踊らされず日本の文化を心から愛してもらってリピートしたくなるような観光産業を目指さないと、観光地として成熟した国とは言えないと思います。観光消費額の統計は、難しいですね。「いつ、どこで、どうやって、誰を相手にとった数値か?」によってかなり変わってきますし、どの数値も基準が曖昧な状況です。また旅前に消費を予約している割合が高まっている傾向もあります。
爆買いのような行動が長続きしないのは、容易に想像できますが、今、考えるべきは、消費をするタイミングとその決済のフローをマネジメントできるかだと思います。