[東京 3日 ロイター] - ソフトバンク<9434.T>とKDDI(au)<9433.T>は3日、第5世代移動通信システム(5G)の基地局整備で提携すると発表した。両社が保有する基地局を相互利用することで、地方での5Gネットワーク整備を早期に進める。

工事設計や施工管理などを手掛ける共同施工管理会社の設立も視野に入れる。今秋から北海道旭川市内、千葉県成田市内、広島県福山市内で共同実証に取り組み、効果を検証する。

両社が総務省に届け出た5G基地局の開設計画によると、2024年度末までにKDDIは約4667億円、ソフトバンクは約2061億円の設備投資を計画している。

(志田義寧)