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【解説】複数社を倒産に追い込む「循環取引」の恐ろしさ

NewsPicks編集部
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    株式会社ロケットスター 取締役 共同創業者

    循環取引など会計不正は現場を見るクセのない人からすると見破りにくいのかもしれません。普通に仕入れて販売して店頭に並んでお客さんが買って、という一連の流れを見ていれば瞬間的な雰囲気で違和感あると思いますけどね


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    循環取引には色々なパターンがありますが、代表的なものは単に伝票を回すのではなく、手形を振り出し合う融通手形取引の形態をとるものです。

    この形態は資金繰り対策として行われるケースが多く、結果として資金繰り難の会社がその輪の中に参加する為、一社が破綻すると一気に融手取引グループ全体が連鎖倒産することになります。
    バリエーションとしては手形ではなく架空リースなどが使われることもあります。

    又金融詐欺の手法として使われることも多く、十数社による大掛かりな循環取引で一説に闇世界に60億以上の資金が流れたとされる天龍木材事件の時、まだ若かった私もぐうぜんその全貌を目撃してしまい、大きなショックを受けた経験があります。

    循環取引は一般にIT系、通販、委託販売のアパレルなどものの動きが分かりづらい業種が多いのですが、亜種として建設業界でも公共事業に絡む経営事項審査アップを狙ってピンポンと呼ばれる循環取引がかつてはよく行われました。

    昔と比べ少なくなったとはいえ、今でも循環取引は一発で会社を破滅におい込みかねない危険な取引であることに違いありません。


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    帝国データバンク 情報統括部 情報編集課長

    取引先からみた「循環取引」の恐ろしさは、破綻するまでその事実が掴みづらいこと。数字上は売り上げが伸びている会社との取引を減らしたり、解消したりするのは、社内手続き的にも難航を極める。審査担当者の勘(=違和感)だけを頼りに、会社を動かすことはやはり難しい。

    しかも当然、当該企業は「循環取引」の噂を完全否定する。結果としてズルズルと取引を続けてしまい、破綻したときには多額の不良債権だけが残る。会社を見分けるプロである審査マンや銀行マンでも被害に巻き込まれる。そうしたケースが後を絶たない


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