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米株は小幅高、米の対EU関税圧力が冷や水

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    米国株は主要3指数揃って続伸。先週末から+0.2%強の上昇ですから小幅に違いないですが、足元の水準からすると堅調な地合いにあるといって良いかと思います。目先懸念材料に右往左往しつつもじり高となるかどうか。季節性からしても変調は忘れた頃急にということもあり得ますので十分注意を怠らないようにしたいですね。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ダウ+0.25%、S&P500+0.29%、NASDAQ+0.22%。
    日中概ねプラマイゼロ近傍だったが引け直前に約50ドル上昇。ただ10年債利回りはー0.05pt低下の1.97%と再度2%割れ、ドル円は108円割れの107.8円。日経平均先物は実質50円ほどの下落(-90円だが最近現物と40円ほどの乖離がある)。
    業種別には不動産+1.82%、公益+1.24%、通信サービス+1.06%などが強かった一方、エネルギーー1.74%(原油価格が約2.5ドル下落)、金融ー0.18%などが下落。
    個別ではマイナスにエネルギー系が多いほか、Xilinx -2.93%、WD -2.66%、Nvidia -2.37%など米中摩擦緩和期待で戻した半導体系が反転下落。
    引け後にはTesla +7.01%(納車好調)とSymantec +23.98%(Broadcomが買収検討というBloomberg報道)と上昇している。


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