半導体、3~4カ月が限界 韓国紙、日本は「急所突いた」
コメント
注目のコメント
【経済】韓国の半導体企業に大きな影響を与えるのは間違いないが、裏を返せば売り手である日本の素材企業にとっては最大需要家への供給を鈍化させることになるわけだから業績を悪化させることになる。今回の措置は「禁輸」ではなく「輸出規制」にとどまるとはいえ、これまで生産から出荷までスピーディーに行えていたものがスピードダウンすることによって、在庫リスクや製品単位あたり固定費が高まることが懸念される。
また、安全保障上のいわゆる「ホワイト国」から外されることで、軍事転用のおそれがある製品については「キャッチオール規制」の対象となり、その判定に時間を要することになるはず。「非ホワイト国」になってしまうと、企業側ではその対象国からの訪問者について訪問記録を残しておく必要が生じ、警察(主に警備警察や公安警察)からの照会要請があった場合にはこれに応じることとなる。つまり「非ホワイト国」に転じてしまうと、必要に応じて警察の監視対象になるということでもある。
ちなみによく勘違いされるが、「非ホワイト国」というのはすなわち「ブラック国」や「敵対国」ということではなく、あくまで「ホワイト国」が享受できる簡略手続を行えないというだけであって、「非ホワイト国」の中には友好国も含まれている。Furuyamaさんのコメントが制度上知っておくべきことが整理してまとまっています。「キャッチオール原則」と、非ホワイト国の意味については重要。ブラック国や敵対国ととらえてしまう人も出てきそう。昨今の日韓の政治的な関係があるため、そういうバイアスで語る人がでやすい環境でもある。
こちらの記事は、元経産省の方が書いたもの。併せて読むと、今回の問題をめぐる本質(ないし、制度)を理解できます。
https://newspicks.com/news/4022534