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もはやこれ以上、効率性とか、合理性とかを追求しても消費者は便益を感じられない。例えば、あと何万画素テレビの画素数の性能が向上しようが、あと何万馬力エンジンがアップデートしようがちょっと良くわからなくなっている。
今は「美味しい」「豊かな朝ごはん」「丁寧な暮らし」というようなエモさに便益を感じる時代。だからこういうエモさを追求した家電はこれからどんどん出てくるのではないか。というようなことを今思い出したけど、お洒落家電の雄であるamadana の社長が10年くらい前から言っていた気がする。先見の妙感すごい!
ターゲットは限られますが、消費者のニーズや消費行動の変化に合わせた、まさに〝爪痕を残す〟商品開発ですね。

「トースターを作ろう」と思っていては決して生まれなかったであろう製品。
三菱電機さんのような大手の会社から、王道で堅実な商品ばかりではなく、こういったオリジナリティ溢れる尖った商品が生まれるというのがまたいいですよね。
三菱電機ブレッドオーブンのマーケティング戦略が面白い。

4P分析のフレームワークで整理してみます。

Product:1枚ずつしか焼けない
美味しいパンを焼くことに機能特化
朝食に毎日こだわりパンを食べる人にとっては極上体験ができる。→一点突破でシェアを広げる戦略

Price:3万円!高い!

Place:通販サイトに限定。※家電量販店には置かない

Promotion:イベントからのSNS口コミ導線
蔦屋家電や人気カフェ店舗とのコラボ
→海外でも日本のクレイジーな家電として話題性をつくる

大手家電の販売方法も変化してきていることが興味深いトレンドです。
最近、家電比較系の雑誌を手に取っていないので初めて知った三菱の高級トースター。ダイニングテーブルにポンと置いても違和感がないデザインです。

ターゲットは限られるが販路をサイトに限定する戦略も納得。
三菱電機の家電事業、売上の少なくない部分はエアコンだと思う。その意味で台所家電は前者比率のなかでは一層ニッチ。そのなかで炊飯器に始まり、記事にもあるようにとがった商品が結構あると思う。
ニーズに対して尖った商品の需要は一定あると思う。値付け含めてコントロールするために売り方も工夫。尖らせざるを得ない小さい会社はともかく、大きい会社で製品ラインアップも広い中でやるのは、社内理解含めて結構大変だと思うが、それをちゃんとやってらっしゃる。
そして下記に笑った!最高の製品ができて、パン派に「改宗」された方は出たのだろうか!?
『朝はごはん派という人もいれば、パン派の人もいます。最高の炊飯器を作ってきた我々が、次に『パン派の人が朝ごはんをもっとおいしく食べるための製品』を作ろうと考えたのは必然でした。それを作ったのが、生涯ごはん派の炊飯器スペシャリストというのが皮肉でもあるのですが(笑)』
発想の原点がこれまでとは違う。「この製品はトースターを作ろうとして開発されたのではなく、『最もおいしくパンを食べるためのもの』という究極の理想を掲げ作られたモノなんです」と、とてもユニークです。
家電は機能をまとめれば、まとめるほど、安くなるという信じがたい世界があります。昔であれば、ラジカセみたいな商品は、単品のラジオやテープレコーダーよりも安く売られていましたし、ウォークマンも録音機能を省いて生まれた商品でした。

ですので、高く売るなら、機能の引き算をして、その残った機能を思いっきり尖らせる、と言うのは、商品企画のある意味「王道」です。特に趣味性の高い商品であればあるほど、有効です。

ただ、多くの場合、社内で大きな抵抗に合いますので、それを突破しなければなりません。三菱は、AVでは、テレビとビデオ(現在はHDD BDレコーダー)を足す商品を出していますが、恐らく、足すとか引くとかにはあまり抵抗はなく、一点突破の重要性を理解しているのではないでしょうか?

このトースターも存在は知っていましたが、この記事を読んで使ってみたくなりました。
バルミューダのThe Toasterが活躍している我が家で、このブレッドオーブンを買うことは許されないが、「日常使うものにこそ贅沢をするべき」と僕はおもっているので、こういう攻め方をされるとついつい購入してしまいたくなる。まいるなぁ。
すっごく安いが普段使いするものって何だろう? レモンを絞るあれ・・・汁を受ける皿の中央に穏やかな円錐が立っている奴。数百円で一生使えるよね。家電にはなり得ないけど、あれを贅沢にしたらどうなるんだろう?
三菱電機が炊飯器の技術を使って作ったトースターならぬ「ブレッドオーブン」。この手の高級お洒落単機能系調理家電は、バルミューダのような新興系や大手電機メーカーからのスピンアウト系ベンチャーの主戦場のイメージですが、大手が頑張ってるとなんか嬉しいですね。個人的にはこの手の家電はそれこそ蔦屋家電とかで見ると欲しくなったりしますが、「そんなん置く場所ないから」と諭されて断念することが多いです、、
過去の延長でない新機軸。大企業にもできる。応援したい「「一点突破家電」は中小企業の手法だった。だが、それを三菱のような大手が真面目に作り始めている。これこそ、現代ヒット家電の「新たな王道」なのかもしれない」