ダウ117ドル高、米中交渉再開でハイテク株買い 上値重く
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米国株は主要3指数揃って続伸。こちらが立てばあちらは立たずと懸念が出てくるという意味では、これまでの反発局面のように勢い任せというわけにはいかない相場つき。しかしながら、根本的な懸念が払拭されずとも、先行き不透明感が薄れたことは好感される材料として残ると考えて良いのではないかと思います。
ダウ+0.44%、S&P500+076%、NASDAQ+1.06%。
見出しの通り、上値が重い…一応一日中プラスは保ったが、ダウは安値では金曜日比で+15ドルほどに過ぎなかった。G20後の会談含めて、モメンタムは緩和方向といっても、株価はすでにそれを織り込んで第4弾関税やHuawei禁輸がなかったGW前の水準を超えているので、当たり前といえば当たり前かもしれないが…ISMは記事の通り2年半ぶりの低水準、ただ予想51.0に対して51.7と予想は上回った(前科52.1)。10年債利回りは+0.02ptの2.02%、ドル円は108.3円とほぼ変わらず。日経平均先物は100円ほど下落。
業種別にはテック+1.45%、金融+1.14%、消費財+0.87%などがプラス、マイナスは公益ー0.31%、不動産ー0.29%の2業種のみ。
個別では米中会談を受けて半導体などが強く、Skyworks +6.05%、Microchip +5.46%、Cadence +4.41%、Micron +4.17%、Broadcom +3.97%など。マイナスでは化粧品のCoty -12.39%、あとBoeing -2.48%など。もはやブラックスワンではなくなった感がありますが、イギリスの首相にボリス・ジョンソンが正式に就任したら、市場はどう反応するんでしょうか。
あと、トランプはまだツイッターで世の中をかき回すでしょうね。余資をキープして、「下がったところを拾う」なんて気軽に言っちゃいますけど、落ちるナイフかどうか分かりませんもんね。