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年功序列を崩すということは、年齢と年収が比例しないということです。ということは、これまでのように「年齢別の議論」が、物事の構造を正しく捕らえていないということ。
ではなにか? どう整理すればいいか? その一つはやはり「年収」と「住む場所」と思っています。
この4層構造が頭に入っていれば
「所得によって見えている世界が違うこと」が少しは整理しやすくなるのでないでしょうか。
柳川先生、NPの北野さん、佐藤さん、素晴らしい機会を頂きありがとうございます😊
わかりやすいモデルがなくなってきているので、自分の現在地点を冷静に見つめて、変化に対応できる力を持つ、そういう機会があることが重要なのではないか。4層それぞれに問題意識は違うと思いますが、特に流動性の高い都心部の層にとっては切実。
そういう意味でも、自分の市場価値を自分で証明することが必要になってくると思っています。だからこそ「数カ月でも一年でもいい。もっと、お試しの働き方を増やすべき」という議論になるのでしょうね
北野さんが指摘する四層も、そのいずれも65歳以降の働き方の見通しはありません。
65歳以降もやりがいある仕事を続けられる人と、そうでない人に、日本人は今後二極化することになります。
仕事を続けるためのキーワードとしてお二人も「副業兼業」や「ローカル」に言及されています。本業に加えて、次の時代に必要な仕事を最初は無償であっても手をつけておくことが必要です。また、地方は既に高齢化が進み、60代であっても十分若く、しかも手が足りませんから多様な仕事が存在しています。
いかに健康でありつづけ、そして新しいキャリアを開拓し続けられるか。これこそ、日本人がサバイブする方法なのだと思います。
ネット以前と以後では、世界が大きく変わったと思う。生活している地域の言語・文化は残る一方で、情報やツールは世界共通化しているものが増えてきている。
ネット以前は、どこの国で生まれたかが所得のドライバーとして大きかった。でも今は何ができて、それがどこの領域で差別化として効くのか。エンジニアはグローバルでの奪い合い(ビザ問題はあるが)。一方で、中国や日本などは、それに加えて市場規模が一定あるのでローカル言語での規模が大きく、良くも悪くも言語ができることで差別化がグローバルの中で出来る点もある(ガラパゴスともいえるが)。ローカルなことも、ほかの人にまねができないことは価値が残る。ただ全体として「日本に生まれたから」ということでの差別化要素・メリットが一気に減ってきている。
そのなかで、グローバル領域はそこでの需給がタイトになってきているから、日本でも米国でも、その層とそれ以外の所得格差が大きくなっている。それが隠れトランプ現象などの背景でもあると思う。
日本の問題はあたかも1層だったのが4層になったという相対的な変化を感じるからで、絶対的な分断や格差はまだまだ低い。
今のEUの問題やアメリカの問題はもっと深刻です。
そういう意識で日本を眺めると日本のさまざまな問題の解決の糸口が見えると思います。
“言われたからやる”“気に入られるためにやる”のではなく、
スキルや経験や仲間といった、アセットを積み上げることを意識して仕事をしていれば、おのずとどこへいっても必要とされる人材になると思います。
制度や供給(企業)側の仕組みが変われば人の動きも大きく変わる、そのために外部視点が必要とのこと。
柔軟な発想の有無が、個人の生き方の価値を大きく左右する時代になったと思います。ありたい自分であるためには、社会の変化も踏まえた柔軟なキャリア観が重要です。