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アイディアというものが、どれほど泥臭い現場から産まれるかをおしえてくれたのは「もののけ姫はこうして生まれた」というドキュメンタリーでした。

ビジネスに通ずるかはわかりませんが、世界を納得させるクオリティを個人の内面から引き出す作業がどれだけの苦痛をともなうか、カメラにしっかりおさめた名作と思います。

ビジネスの世界でも、生まれや容姿や世間からの扱いなど強烈なコンプレックスと戦うことで突き抜けた存在に上り詰めた人は多くいるので、美しく感動的なアイディアというのは得てして人間個人の深いコンプレックスに支えられてるように思います。
古池の前でこの句を詠んでいないというのは初めて聞くと衝撃。17文字と制限加えて全てをこの中で勝負するからシャープに研ぎ澄まされていくんですよね
"超クリエイティブなアイデアを、超わかりやすく伝えるというのがポイントです"
「古池や蛙飛びこむ水の音」
「古池に」ではなく、切れ字の「や」を使って一度場面を切り替えていることからも、フィクション説は裏付けられていると思います。
松尾芭蕉に関しては奥の細道を通じて芭蕉自らが悩み、試行錯誤しならがらも理想の句に辿りこうとする芭蕉の姿がとても印象的です。

「フィクションを作る力が強いのがテスラで、そのフィクションをノンフィクションにする力が強いのがトヨタ、というイメージ」
なるほど。確かに。
「多くの企業では「古池や」と言うと「古池、ないじゃん」と言われてしまう」
笑。
>イケてるフィクションは、別の誰かがノンフィクションにしてくれるんですよ

面白い考え方ですが、納得性が高いですね。要は”今”と”変化”をきちんと理解した上で”未来”を創造した結果が”イケてる”フィクションであって、自由方面に思い描いた未来は”イケていない”フィクションということですね。日本にはフィクションを作れる人が少ないという事実に対して「松尾芭蕉がいる」との解を持ってきていますが、フィクションをノンフィクションに変えるのが得意な国であっても良いかと思います。世界中のイノベーターが自前のフィクションを持って来日してきて「これをノンフィクションにしてくれ」と懇願する、そんな風土も日本には合っている気がします。
アイデアには「かるみ」が必要というのは面白い。これ聞いた時に、笑点という番組や木久扇師匠を思い出しました。個人的には小遊三師匠が好きですが笑
松尾芭蕉の奥の細道からは多くの学びがあります。あの旅には人生の縮図というか、俳句の奥にある歓喜や葛藤や寂しさ、それを通り越して得た境地を垣間見ることができます。

特に旅の中盤〜後半が好きで「不易流行」や「かるみ」の境地に達していく過程は、人生100年時代の指針となる境地だと感じます。
この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。