日銀6月会合の主な意見、増す緩和強化への言及 一段の金利低下に懸念も
コメント
注目のコメント
効果が期待できるのはマイナス金利深堀りだけ。今までやった他の政策の継ぎ足しでは効果はないだろう。
リバーサル・レートになるまで下げて見ればいいし、リバーサル・レートは預金へのマイナス金利の転嫁の問題であり、銀行が部分的にマイナス金利預金を免除することを補助するような工夫をすればよい。
金融機関の収益の問題は利鞘の問題であり、現行の長期と短期の金利の利鞘を潰すような量的緩和的政策は止めればよい。
金融機関の収益の擁護発言が銀行グループ出身の政策委員から出ているのであれば、政策委員の選考は改める必要がある。消費税引き上げの実行か延期・取り止めかの議論において、リーマンショック級の危機が起きなければと言われることが多いのですけど、リーマンショック等の大規模金融危機は、金融緩和の行き過ぎによってお金がダブついてエネルギーが充満したところに火が付いて起きたという過去の失敗を思い出して、金融緩和政策の行き過ぎを警戒する必要もあるはずです。日銀が金融政策の話をする時に世界経済のリスクについて言及するのなら、自らの政策がリスク要因になっていないかを検討してからにするべきだと思います。
「金融の量的緩和は薬ではなく、人畜無害の小麦粉なので、適当にやって下さい」というのが景気予想屋である私の感想。
「海の水を一口飲んだら海の水が減る」といった議論にしか聞こえない。
市場関係者にとっては極めて重要な事なのだろうが(笑)。