アップルを去るジョナサン・アイヴが、デザインについて語っていたこと
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注目のコメント
アップルパークについて語っていたジョナサン・アイヴの言葉にしびれる。
「とんでもなく桁違いの数字という観点からこの建物の話をさせられるのにはイライラする」
「驚くべき数字だろうが、人間は統計値の中に住んでいるわけじゃない。これほど大きなガラスは技術的に驚嘆に値するが、それが目的じゃないんだ。目的はここをたくさんの人びとが互いにつながって協力し、歩いたり話したりできる場にすることだ」アップルパークの中を歩いてみれば、そりゃあ50億ドルするわ…と感じる徹底した「こだわり」を感じるわけですよ。
よくこんなものを作ったなあと。一脚10万円のマルニ木工の椅子がずらーっと何百脚も並んでるんですよね。
それまでのApple本社には無かった精緻かつ徹底したガラスや石や木材への偏執的なこだわり。だからこそ、生み出せた数多くの製品群。
インダストリアルデザインやミニマルデザイン、そして「Apple的なデザイン」を一気に世界の標準に持っていったのは間違いなく彼の徹底したこだわりだろうし、それを実現させるだけの力を与えたジョブズのAppleの終焉なのかもしれませんね。体験を生み出すには変化や刺激が必要、ということかもしれませんよね。残念さもありつつ 、視点を変える(視座も?)ジョニーアイブの新しい挑戦が楽しみですよね。
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“こうした変化を起こすうえで、(今回の動きは)ごく自然かつ穏やかに時が移ろいでいくようなものなのです”
“さまざまなアイデアがこんなにも力をもちうるし、文字通り“世界を変える”ことができる。それは驚くべきことだと、いまでも思っています”
“驚くべき数字だろうが、人間は統計値の中に住んでいるわけじゃない。これほど大きなガラスは技術的に驚嘆に値するが、それが目的じゃないんだ。目的はここをたくさんの人びとが互いにつながって協力し、歩いたり話したりできる場にすることだ”