imec、エネルギー密度2倍の全固体電池を開発

コメント

注目のコメント

• Matsunaga Takashi

  バッテリー スペシャリスト

  ・2019年06月26日

  400Wh/Lですか。まずまずといったところですが、負極材はリチウム金属なのでまだまだ伸びるはず。正極材はLFPなので安全性を優先しているのかもしれません。
  
  追記
  注目すべきは、以下の製法ですね。
  
  ＞この研究所では、300m2の電池試作ラインに、100m2の乾燥室が備えられているという。
  ＞既存のロール・ツー・ロールのウェットコーティングをベースとした製造ラインは、imecの固体電解質を処理するのに適している。
  
  ドライルームが必要になるのはリチウム金属を使う以上必須ですが、他のプロセスが従来の製造ラインを活用出来るところ。
  
  一から全固体電池のラインを立ち上げようとしている24M TechnologiesやSolid Powerが苦労している最中、従前ラインの転用はもの凄いアドバンテージになります。