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ネイチャー誌が糾弾~日本発最悪の研究不正が暴く日本の大学の「不備」

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  • 国内航空会社 気象予報士

    気象学界隈では、昔は観測データを得るところから研究が始まっていましたが、昨今は気象観測データはすでに膨大にあり、それを利用したうえで、現業や研究で広く用いられている数値予報モデルを使い、さらに特定の状況における気象データを得よう、という研究が多くなっています。

    つまりすでに存在しているデータやモデルを使うので、再現性がないとその時点で一発でばれます。したがって、何か突拍子もないような結果が出てきたときには、さらに細かく条件を変えて再現性をきちんと追求します。多少のツッコミならクリアできる、と自信を持った段階で初めて論文として公開されるので、元データを改ざんして名誉を先に得よう、という試みは少なくとも気象ではもうほとんど無理です。地道に研究したほうがよほど成果が上がるので、だれも不正には手を染めません。

    科学論文は、確かに査読という過程を経るのですが、それはあくまで論文に出ているデータはすべて事実という了解があり、そのうえで論理構成に問題がないか、似たような研究成果がもう発表されているものではないか、といった点を中心に議論されるものであり、データに不正があるという前提ではありません。
    すべての論文に対して再現実験をやるわけにもいかず、データの品質について保証する仕組みを与えたところで今度はその仕組みをハックする連中が現れることも予想され、性悪説ではちょっと難しいのが現状かもしれません。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    論文データの改ざんは頻繁に世界中で生じており、科学論文の半数が多かれ少なかれこのようなデータ改ざんの問題を抱えていると主張する有識者も存在します。

    この背景には、企業利益、結果を出したいという科学者としてのプライドや心理、有名論文に掲載される名誉、地位の昇格、医師と企業の癒着といった様々な要因が見え隠れします。

    臨床研究のデータ改ざんは、時に患者さんの命にまで直結しうる重大な問題です。お金や名誉が、命を奪うこともあるのです。その事実を国、医師、科学者、製薬企業は決して忘れてはいけません。

    それでもやはり起こってしまうということが分かっているので、多くの先進国がその防止機構を準備しています。記事が指摘するように個人の自助努力に任せるには限界があります。患者さんの健康や命を守るため、国家としてチェック機構を整備する必要があると認識すべきです。


  • 株式会社クラシコム

    newspicksだけですよ。僕に化学メーカー離れたからって、自分が科学者だと思ってるなら、定期的にnature, scienceくらいは目を通しておけよ、とアラートを出してくれるのは。すごくありがたい。
    コメントはあとで。

    20190626 20:45追記
    すみません、記事と関係ないコメントだけして逃げていて。

    元のnatureの記事で、一貫しているように感じられて、僕が共感するのは、大学(もしくは調査機関)に求めているのは「何かあった時のチェック体制」であるという点。
    大学にいる研究者の論文の価値とか、妥当な結果かどうかをチェックするのは、現状は大学の仕事ではない。それはピアレビューと呼ばれる同業者間の相互評価で実施されていることだから。
    一方で、研究不正の疑義が上がったときには、一般的な研究のプロトコルに則って研究されていたか?とか、ノートがあるか?とか、データが残されているか?などの物理的なチェックをしに行くはずで、それは大学(もしくは調査機関)の仕事でしょう?ということで、記事中にあるチェックリストにはその手の項目が含まれていると予想します。(有料なので中身みれてないけど)

    しかし、この記事で取り上げられるような大規模で意図的な不正が起こるのが、構造的で、日本特有の問題に起因するのかは、ちゃんと調べないと全然分かんないですね。ある意味、こういう人ってシステムで縛っで出てきてしまうものだと思うし。だからこそ、natureの記事は、起こった後、にフォーカスしているのかな、と思いました。


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