フェイスブックの分割案を否定、規制強化望ましい=幹部
コメント
注目のコメント
分割論とプライバシー強化とは関係がありません。むしろ負の相関が一般的にはある。それを判って言っているフシがFacebookにはある。分割はひとえに消費者の利益に叶うか叶わないかにより判断されるべきもの。過去他の産業と違ってデータプラットフォーマーのややこしいところは、分割すれば消費者が不便を被る事。しかししなければ強大化する一方である事。その知恵の輪を解く発明をしない限り分割論はなかなか進まないでしょう。
企業の巨大化に対しては、経済や産業への影響など、消費者利益に限らない、幅広い視点での問題意識が高まっています。そうした観点で、法律のあり方・意義から議論し直す良い機会ではないでしょうか。そうでないと、単にFBを集中攻撃して終わる不幸な展開になりかねません。FBが自己保身に走れば、そうした流れを政治的に助長するだけでしょう。
FBの内部からの発信としては規制を(内部者よりも情報格差がある)外部に決めてもらいたいということは自然な考えだと思います。
しかし記事にあるようにガバナンスが機能不全ゆえ、分割すべき、という議論は続きそうです。いっそのこと一般株主の株式を優先株とはっきり謳ってしまう方が話が早いと思う今日この頃です。