[チューリヒ 21日 ロイター] - 中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は21日、西欧でのスマートフォン売り上げが「ここ数日」増加したことを明らかにした。同社の西欧消費者向け部門の責任者は、米国による制裁を同社が乗り切れるとの確信を顧客が強めていることが背景だと説明した。

米国は5月、安全保障上の懸念を理由に米企業がファーウェイと取引することを禁止した。

ファーウェイは今週、予想以上に制裁措置の打撃を受けており、売上高は300億ドル減少すると明らかにした。 責任者はチューリヒでの会見で、西欧諸国の売り上げが「ここ数日」増加しているとしながらも、具体的な数字や詳細については明らかにしなかった。