リクルートの危機感 迫る「老い」と闘う
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注目のコメント
New Ringの審査員的なことをやったことがありますが、これまでの成功モデルに縛られず、もっとテクノロジーオリエンティッドでびっくりするようなプランが出てきてもいいと思いました。
創業60年、従業員数46000人、売上高2兆円の会社が、起業家精神をまだまだ持ち続けていること自体が本当にすごいことだと思います。
会社設立から20年以上たった当社では、他社にはおそらくマネできないほど新規事業を次々と生み出していますが、当然いつかはリクルートさんと同じような課題感に直面していくと思っています。
新陳代謝を繰り返しながら、革新的なサービスを作り続けていく。
数十年先も時代の変化に合わせて形を変えながら、「起業家精神」を持ち続けられる会社でありたいです。リクルートは2014年の公開価格では時価総額1兆6000億円でした。
その後2年近く時価総額は2兆円近辺で推移しており、
概ねTOPIXと同様の動きを見せていましたが、2017年に入ってから、
株価が上昇し始め、予想PERが20倍から30倍超となりました。
理由としては海外のIndeedがQoQ で10%程度の大きな伸びが継続しており、
それが大きく評価されていると思われます。
ピークでは昨年9月に6兆4310億円、
直近でも6兆円と上場時から3倍近くの成長を遂げました。
現状、ウィークポイントは見当たらず、当面、この成長が続くと思われます。
以前峰岸社長のお話を聞いたことがあります。
峰岸社長は、
・市場に参入する場合、小さ過ぎないか?大き過ぎないか?そこで勝てるのか?
・買収は、自分たちにアセット含めた強みがないと上手くいかない。
・営業利益率世界トップを維持する。
・変えないことだけ(企業文化)を決めれば、あとは全て変えて良い。
など、非常に勉強になりました。
リクルート事件以降、経営陣は相当に自社の社会的存続の意義等を考えながら、
経営を行ってきたのだろうなと思っていたら、やはり経営理念にそのことがしっかりと書かれています。