5. VCと事業会社からの資金調達は区別して考えよう
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資金調達の際、投資家には、
・そのラウンドでの最大シェアを持ち諸条件を決める”リードインベスター”
・わずかなシェアで諸条件はリードに従う”フォローインベスター”
の2種類が存在します。
まず、誰にリードインベスターになってもらうかを決めることが重要で、国内でちゃんとしたリードを取れるVCは数える程度しかいません。
(フォローインベスターは必要であればリードが連れてきてくれます)
ステージ別に言うと、
・シリーズAまで:リードの取れる独立系VCを優先的に回る
- 自社と似たようなポートフォリオ企業がたくさんある
(自社の価値理解が早いし、勝ちパターンも見えている可能性がある)
- エンジェル投資家や起業家のレファレンスが良い
- 実際に会って話した際に、自身と相性が良さそう
(担当パートナーとは長い付き合いになる)
・シリーズB以降:CVC/事業会社も視野に入れる
- 具体的に使いたいアセットや協業プランが描ける
(担当者ではなく、会社のアセットに期待する)
を意識して投資家を選ぶと良さそうですCVCについての言及、本当にそのとおりですね。VCと並べて見るとか、VCだけでは足りないから声を掛けるとか、VCより条件が良いから選ぶとかではなく、腹積もりをもって付き合うべきと思います。