インターンは企業の「ファン作り」に役立つか?学生の口コミ効果を検証
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雇用前に短期のバイト/インターンに参加してもらうことで、採用を行うだけでなく、ファンを作るというのは面白い。
タイミー代表の小川が喋っていたことと同じでとても興味深い。単発的な労働力として店舗はサービスを利用しているのではなく、将来的な顧客やファンを作るというマーケティングの一環としての利用という視点。
注目のコメント
インターンシップへの対応について、企業によって力の入れ方に「圧倒的」な差が生まれています。
例えばJCBでは、1.2万人以上の学生をインターンシップへ受け入れます(従業員は3,000人強で、採用人数は約60名)
また、ニトリも8,000人の学生受け入れとなります(従業員5,000人弱、採用人数は500人強)
※いずれも東洋経済オンラインより
両社とも、国内のインターンシップ受け入れ数トップ1と2の企業です。その裏には、今回の口コミによる「未来の優良顧客作り」が含まれているとは容易に想像出来ます。
事業戦略に紐付けられる点を考えた、非常に素晴らしい好例ですね。これは面白い分析。
感覚値としてはインターンはメリットが多いと感じてますが、確かにその効果を採用コストの低下以外で分析したものはあまり見ないですね。
学生時代にバイトしてた会社に、社会人になってからも愛着とかつながりを感じるのと同様に、基本的にはインターンで就職してくれなかった学生にもゆるい繋がりが生まれるはずで、そう考えると、やはりメリットは大きい気がします。
もちろん、ブラックな企業の場合は、インターンとかするとそれも可視化されちゃうので、リスクはあるとは思いますが。
それにしても、ホント今の学生さんの就職事情は様変わりしましたよね。
売り手市場なのは羨ましいものの、大学入学直後からインターンのこととか考え始めてる人が多いのは、それはそれで大変だなと思ったり。インターンの目的は、「ファンづくり」だけではなく、学生が実務体験を通じて「業務とのマッチ度を図る」場でもあると思っています。自社を背伸びして見せることなく、入社前後でギャップが少ないように仕立てることも必要です。
ファンづくりという観点では、特にBtoBの企業や人が大きな資産となる企業だと効果が大きいように感じます。
感覚では、学生の参加前の期待値と得られた経験のギャップがプラスで大きいほど満足度が向上し、感動シェアのために口コミも広がっていくイメージです。