なぜベルマーレは走り続けるのか。忖度しない指揮官の「誠意」
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注目のコメント
凄く考えられて指導されているのだな、ととてもわかる記事でした。若い世代は何考えてるか分からない、あいつの事はよくわからない、は確かに自分から理解しようとしていないだけですね。
スポーツに留まらず、仕事一つとってもそれを作業としてやるのか、目的を達成する為の一つの要素、として捉えるのかだけでも、考え方自体で一回毎に成長の差は生まれる。
よく受け取り側の問題として思われがちですが、仕事を渡すOJTやマネジメント側の責任も大きくある。
スポーツであれば、勝つ事、記録を上げる事など共通目標は立てやすい。
一方で仕事は複雑な目的、目標が絡み合っている為、どうしてもわかりやすい外発的動機(お金や福利厚生)におちてしまう。
内発的動機を生み出す、個々人への"理屈に沿った"仕事の提供、その環境構築こそが、本来とても大事。
どんなイケてるビジネスモデルも、結局人の本質を掴めているからこそ、ハマっているからこそ上手くいく。
もっと普段の仕事の場も、個々の人の考え方や感情にアプローチした方が良い。前編も読ませてもらいました。
監督や選手はキャリアの最初は技術的なことを語るのにだんだんと思想や哲学を語るようになります。それは技術、体力、戦略が大切なのはわかった上で方向性というか、概要が大切なことに気がつくからだと思います。これは企業にも同じようなことが言えると思っていて、細かい部分はもちろん大切だけれども、理念というか、自分たちがこの仕事を通じて何がしたいかが大切なのと同じです。勝利至上主義が強い日本のスポーツ界、特に野球界では、なかなかフェアプレーやスポーツパーソンシップが根付かないところがある。ベルマーレはレッズ戦であのような誤審のとき、なぜフェアプレーを貫けたのか。曺貴裁監督に聞くと、濃密な「日常」があるからだとわかりました。フェアプレーやスポーツパーソンシップこそ、スポーツの本当の価値。古い体質からなかなか変われない日本のスポーツ界や企業にとって、多くのヒントがあるお話だと思います。