新興企業の年収、大手に迫る 昨年度マザーズ上場平均
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事業が成長途上にある新興企業の場合、組織の拡大に向けて、積極的に中途採用を行います。その際、現職や人材市場における競合に対して、なるべく魅力的な給与水準を提示しようとするのは自然なことです。
今後、新興企業の年収水準がどの程度上がるかはわかりませんが、大手上場企業の給与水準を上回るような、突出した会社も増えてくることでしょう。
そうした会社は採用人数も多いはずで、単に新興企業における年収の平均値として丸められるた数値以上のインパクトをもたらすのではないでしょうか?
賃金の引き上げは重要なテーマですが、世の中の会社の給与水準を一律に引き上げようとするよりも、勢いのある企業の台頭を促し、大手企業から新興企業への人材大移動を促すこともまた、有効な打ち手なのではないでしょうか。
半ば期待も含んだ、多分に希望的な観測ではありますが。少人数(100人未満程)で、高利益体質のビジネスモデルを築いているところは、平均年収は高い。
ビジネスモデルのコアになる部分を、少人数の優秀な人で構築できている企業には注目しておきたいです。
参考
↓
[平均年収ランキング - マザーズ - 平均年収順 1~20位 | Ullet(ユーレット)]
(https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%AC-%E8%A5%BF%E9%87%8E%E5%98%89%E4%B9%8B/s?ie=UTF8&page=1&rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E8%A5%BF%E9%87%8E%E5%98%89%E4%B9%8B)
コンサル会社、医療関連、不動産など、業界的に平均年収が高い傾向があるところは多いですね。記事やコメントにあるような、業種特性や、成長しているゆえの人材獲得競争などの要因があるだろう。また創業から年数が少ないという意味では、非効率が蓄積していないこともあるだろう。
一方で、こういうデータは案外落とし穴も多い。給与といったときに、年金やSO、また時間外給与や管理職・非管理職をどう扱うかなど必ずしも統一されていないことが多いと思う。