「畜産×テクノロジー」で食肉の新たな価値創造に挑むMeat tech
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注目のコメント
ここでのテクノロジーで実現したいことは、消費者に向けて、「美味しさ」という価値を提示することだと理解しました。たしかに、等級や産地情報はあくまで美味しさのラベルとしての位置づけだと思うので、美味しさそのものを訴求できるのなら消費者にとっても選択肢が広がると思います。
一方で、美味しさを定義することが難しく、人それぞれの好みを踏まえてどう選択してもらうための工夫などがあるか気になりました。また、「科学分析や画像解析を用いて牛肉の特徴や味覚測定を行い、血統別、農場別、部位別というふうに分類し、マトリックスを作成して消費者に提示する」という方法を、どれだけ消費者に理解してもらうかも課題だと思います。
とはいえ、アニマルウェルフェアを意識しつつテクノロジーを活用するという発想を持った方は少ないので、今後も注目していきたいと思います。ご自身の得意分野と実家の家業という2つのリソースを掛け合わせるというアプローチが素晴らしいですね。畜産できちんと利益が出る仕組みを目指しているとのこと。