米アップル、対中関税に反対表明 「世界市場で競争力低下」
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遅きに失した。声を上げるなら昨年の最初の関税強化の時点でやっているべきだった。これでは自社の利益しか考えていない事が明白で単なる陳情になっている。陰りが見えてきたとはいえただでさえ儲け過ぎの誹りが多い同社が自社利益の陳情をしたとて、トランプも国民も聞く耳を持たないだろう。
どうもティムクックのこの手の風を読む、国民のシンパシーを掴むといった能力は他のITメガの跡継ぎ社長ナデラやピチャイらに比べて弱いように見える打ち手が散見される。貿易戦争をしても儲かるところはありません。アップルに限らず対中関税を反対している企業は多いと思います。
しかし、アップルぐらいの会社にならないと怖くて反対と言えないでしょうね。関税の問題より、トランプ大統領の方がもっと厄介ですから。一方でアップルは中国での製造の一部移管を自前で進めています。
https://newspicks.com/news/3988064?ref=search&ref_q=%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD&ref_t=top
そもそも中国の人件費が上昇し中国での自動工程化が進む局面ですので、中国国内の内需とのスケールメリットは無視できないものの、サプライチェーンのグローバルな再構築は不可避な段階と言えそうです。
単純に輸入販売をして終わり、という企業ほど、逃げ道が少なくて厳しくなりそうですね。関税収入増をトランプ大統領はどう生かすかという問題でもあります。