[ニューヨーク 20日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(バンカメメリル)は、米連邦準備理事会(FRB)が利下げの開始時期を7月にするか9月にするかを判断する上で、今後2週間の経済指標などが極めて重要だとの見方を示した。

20日付のリポートで「経済指標や金融情勢次第だろう。雇用統計やISM(米供給管理協会)指数が弱い内容になったり、20カ国・地域(G20)会議が悪い結果になれば、FRBは7月の利下げに傾く公算が高い」と指摘した。

また「指標がまちまちで市場が満足すれば、9月まで『監視』を続けて待つことになるだろう」とした。

バンカメメリルのアナリストは、2020年初めまでに計0.75%ポイントの利下げが行われると予想している。