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突然ですが、NewsPicks読者のみなさんの周りには、近しい高卒の友達や知り合いはどれほどいるでしょうか?
非高卒者と大卒者の間に分断が起きてしまっていることを知るきっかけとなったのは、軽量社会学者で大阪大学大学院人間科学研究科の吉川徹教授の「日本の分断 切り離される非大卒若者たち」でした。
その時、そして今回のインタビューを通して改めて感じたことは、高校を卒業する18という年齢でその後の人生が決定づけられていいのだろうかということです。
ましてや、今の日本の高校では、自分の人生のキャリアについてじっくりと考える機会も時間もありません。
今回のトークは、「選択格差の是正」を掲げ、非大卒者を対象に、住居の提供や職業訓練を手がけるハッシャダイのお二人の登場です。ハッシャダイのビジネスが広がることで、高校生に選択肢が与えられる機会が増えることがを願ってお届けします。ありがたいことに、先日の日経に続いてインタビューしていただきました。
"ヤンキーインターン"という、少し尖った名前は、当初久世が初めたハッシャダイの前身となる会社が正に世間一般的にヤンキーと呼ばれる人達しかいなかった事に由来しています。
当時から"選択格差の是正"を目指していましたが、社名変更をしてサービスを開始すると、サービス名に一切関係なく、マジめに生きてきた子達や、もっというと、引きこもりであった子達までが集まり、この問題は元不良をしていた若者だけではなく、学歴・地域格差などに起因する情報・機会格差からくる若者全体の問題であるということに気づきました。
何度かサービス名の変更も検討しましたが、参加した本人達から"ヤンキーという言葉から不良という意味の連想よりも、はみ出し者という連想の方が強い。自分は不良ではないけど、マジめすぎて、周りから除け者にされていたからある意味ヤンキーなのかなと思って参加した(笑)"
という様な言葉を多くもらい、自分には居場所がない、選択肢がないと思っている若者達に私達の存在が届くのであればこのままにしようということになりました。
というわけで、現在では、多種多様な若者達が全国から集まっていますが、私達のルーツはここです。
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