新着Pick
570Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
中国の教育を語る上で基本的な情報を記します(出典:JMDeduの報告書を小宮山翻訳)。

学齢別の人口は、未就学児が4,300万人、K12が1億9,600万人、高等教育が3,500万人。

・2016年の教育への公的予算は586 billion USDで、前年よりも7.57%増加。
・2013年に習近平国家主席がテクノロジーを教育に入れていくと発言。2017年2月教育部が初めてSTEAM教育を小学校に導入すると公式に言及。

ここ数年、中国の教育では下記5つの領域が注目されています。

1)子ども向けオンライン英語学習
子ども向けオンライン英語学習最大手のVIPKIDは、売上が2016年の151 million USDから2017年には758 million USDを超える。

2) STEAM教育
2017年2月に教育省が初めて公式に小学校にSTEAM教育を導入すると言及。2017年8月末時点でのSTEAMへの投資額は47.95 million USDで教育領域全体への投資額の内の3.3%。現時点で投資額は少ないが、今後爆発的に伸びると言われている。

3) 幼児教育
二人っ子政策により、向こう3年は毎年6.4 millionの子どもが生まれる。2019年までに幼児教育全体で69.9 billion USDになる。

4) ライブ動画授業
教育のどの分野でも大変な人気となっている。英語学習では、Two Teacher Systemと呼ばれるオンライン授業の先生と地元の先生を活用したものが人気。

5) 若年層向けスポーツ
2011年には2015年までに全国で5,000のスポーツクラブを設けることが組み込まれた。また2025年までに40,000のサッカースクールの創設を予定


国土の関係もありオンラインが盛んですが、例えば英語教育を見てみると主に3点程日本とは違った傾向があります。

まず、中国の方々はライブストリーミングを重要視するということです。次に、教師ですが、富裕層ほど白人の教師を好みます。最後に、価格です。「質が高いものは価格も高い」という考えが浸透しており、良質のものは日本と変わらないかそれ以上の価格帯になっています。富裕層は際限なく教育に投資しますので、上限がない状態です。
こういう競争を奨励する教育のあり方は、欧米では否定されるようになったし、欧米を模倣してきた日本も学科試験の競争は緩和するようになりました。それで欧米や日本はどうなったかというと、書類審査でスポーツやボランティア経験を評価、AO入試採用方法が増えました。そして欧米や日本の大学がどうなったかというと、富裕な家庭ほど有利になり、社会の中の格差を広げました。学科試験なら努力すればお金をかけないでも上に行ける人はいますが、スポーツやアートはお金がものをいいます。
 一方、学科試験の競争重視の中国は(単純な詰め込み教育とは一概にはいえませんが)、産業における人材供給に最も成功しています。起業も世界で最も盛んで、グローバル企業を輩出しています。日本の文部科学省の高齢幹部は、今でも米国の真似さえすればいいと思い込んでいる人が多いですが、遠くないうちにバランスは中国に傾くでしょう。
 学科試験ばかりやっていると、教養や感性がおろそかになる、かというと別にそんなことはないですね。学科試験で脱落した人が教養や感性が豊かかというと、そんなこともありません。身も蓋もないことをいえば、教養や感性は学校教育などでどうこうなるよりも、出身家庭、もっと大きくいえば出身の社会や文明に依存します。中国は教養を極めて重視する文明であり、中国政府がどんな教育制度をとろうと、中国のしかるべき家庭の出身者であれば四書五経や数百の古典詩を暗唱しています。逆にそういう数千年の積み重ねが無い社会だと、教養など数十年では根づきようがないです。
 なお、中国の受験競争では毎年何百万人もの脱落者が出ます。中国の大学に入れなかった受験生、そして米国英国に行けるわけでもない受験生のかなりの部分が近隣諸国の大学に向かいます。その人数は100万人は下らないと思われますが、彼らの(できれば上の層の)獲得競争も起きています。マレーシアなどにも毎年万単位の中国人不合格者が押し寄せてきます。日本の大学も、高考の結果発表直後に大々的な広告や説明会で中国人不合格者を獲得していく努力が必要になるでしょう。
先月の6月7日、取材のために北京にいた私も、この世界最大の受験戦争の現場である「高考」を見てきました。試験会場となる学校のまわりには、警察官なども配備され、生徒たちが人生をかけた統一テストに臨んでいました。

バリバリの学歴社会である中国では、教育関連のユニコーン企業がつぎつぎとうまれています。この記事でもとりあげているゾウイエバンは、まさにその筆頭で、人工知能をつかって、宿題の解き方を教えてもらうという機能がすごくユニークです。

ちなみに中国では「大学浪人」という文化はありません。そのため、本当に文字通り、人生をかけてこの一発テストにのぞむのです。この仕組みがスコア至上主義としての弊害をもたらしているのか、全体としては非常に高い教育レベルを支えているのか、中国の国力を占う上でも興味深い分野です。ぜひご一読ください!
中国のトップスクールの学生たちはものすごく勉強します。

大学内に住んでいるので、図書館ではスペース争奪戦が毎日繰り広げられ、夜も遅くまで教室の電気がついています。

私も留学期間中は、彼らと必死で競争してきました。「言葉の能力で倍の差があるのであれば、時間で倍以上勉強しないと勝てない」と思い、とにかく勉強しまくって、身体を壊した経験もあります。

厳しい毎日でしたが、とても充実していた8年間でした。おかげで心身共に随分鍛えられ、この経験が今の私の原動力となっていることは間違いないです。

ひとりでも多くの日本人学生に、海外留学という貴重な経験を積んでもらうと同時に、中国人エリートとの人脈を増やしていってほしいと思います。
貧しい家庭に生まれても努力さえすればのし上がれる。現代の「科挙」優秀な人材だけが競争力になる時代。日本はもっと危機感を持った方が良い!

率直に言えば、中国には「文武両道」はない。この学歴社会においては、なによりもまず、勉強ができることが重要視される。そして日本人がきっと驚くのは、多くの生徒たちが猛烈に努力することだ。そうでなければ、いわゆる名門大学に入ることは叶わないからだ。そして見事に「高考」で結果を出せば、きちんと社会から認められる。
僕も、04年に清華大学に留学してましたが、本科生の友人達は、全員校内の学生寮で生活して、勉強漬けの日々を送ってました。

寮は、8人部屋が普通で、部屋に入ると左右にそれぞれ2段ベッドが2台ずつ。合計4台置かれていました。

大学院生の友人の寮では、4人部屋もあって、部屋に入ると左右に同じく4台の2段ベッドがありますが、ベッドの下は、デスクになっていて、デスクの上の2段ベッドで寝るタイプでした。

猛烈に努力して勉強してたせいか、みんな20歳前後に見えないぐらい老けてましたが、面白い人が多かった

中にはオシャレな子もいたし、一緒にサッカーしてた友達の中には、県選抜クラスのうまい奴らが何人もいました。

大体早朝から起きて、予習して、授業を夕方まで受けて、夕方から一緒にサッカーをして、夜は復習してた感じでしたね

当時はFacebookもなかったので、今、ほとんど連絡取れなくなってしまってますが、きっと活躍してるんだと思います。
かつては「科挙」そして今は「高考」。子供の頃から必死で勉強する、という文化は昔からありましたが、アプリで勉強をサポートしてくれるというのは、今風ですね。

都会にいても、田舎にいても、遠隔で高品質な授業を受けられれば、いい。遠隔学習といえば、予備校での衛星放送授業という時代もありました。それがインターネットになり、モバイルアプリに変革。

基礎学習はとても大切ですが、クリエイティビティは画一的な学習法からは生まれません。中国ではどうしているのだろう。
数十年前の日本の「受験戦争」も似たようなものです。

ある意味、学校側が管理してくれる分、生徒にとっては楽だといえましょう。

団塊の世代は厳しかったと言われていますが、その後の世代も大変でした。
「一浪人並み、二浪…」と言われたように、大学受験の受験者では圧倒的に浪人生が多かったです。

合格者比率でも、早稲田の7割以上は浪人生。
東大も文二の8割が浪人生。
文一がようやく現役生が若干の過半数。
理三に至っては、年齢不詳の人たちがたくさんいました。

各種予備校は地方出身者のための寮を完備しており、大学受験浪人は「めぞん一刻」でお馴染みのように普通の存在でした。

「受験戦争」の是非については賛否両論があるでしょうが、今の日本の大学は「入学しやすく、卒業しやすい」「就職予備校」になっているのが最大の問題です。

入学が容易であれば、卒業を厳しくするのバランス的に妥当でしょう。
もっとも、入学が困難だからといって卒業が容易だと、私のような「4年間の遊び人」が社会に出てしまいます。

まあ、いずれもホドホドがいいのでしょうが、社会にでるまでぬるま湯に浸かっていて、突然「競争社会」と言われても困っちゃいますよねー。

国としての発展を諦めて、みんなで仲良く貧しくなるというのであれば、それはそれで案外幸せだと思いますけど…。
お金持ちになりたい人たちは、真面目な海外の大学に行けばいいのですから。
この統一試験(高考)の受験生が1031万人とのこと。センター試験の受験者数は約58万人で約18倍。下記を見ると18歳人口は約1500万人くらいで、日本より大学受験率が高いように思う(日本でもセンターを受けない人もいるが)。
https://www1.doshisha.ac.jp/~shyan/yan_news20_201302.pdf

自分の周りで強烈にすごいなーと思う人は、好奇心が強く、受験勉強を強烈にやったというより自然体に勉強もしていた人が多いように思う。
下記の「30人クラス」を見ていても、トップの中のトップ層は、ものすごく勉強をするというより、好きなことをやっていてそのまま入ってきているようにも感じる。
https://newspicks.com/news/3990232
漫画に出てくる超ガリ勉の学校みたいな日常をリアルに過ごしている人たちがいる現実。教育関連のアプリが伸びる背景となっている受験戦争、その受験戦争を生み出す下地とは、努力しまくれば立身出世できるというイメージを比較的多くの人が描けているということなのだろうか?
この連載について
世界最大のテクノロジー大国になろうとする中国。その牽引役となっている「トップ1%」の頭脳集団に迫るため、NewsPicksのドキュメンタリー制作班は北京に飛んだ。14億人の頭脳ヒエラルキーの頂点に君臨する、清華大学とそのエコシステム、最先端のサービスを描き出す。
ソフトバンクグループ株式会社(英文社名: SoftBank Group Corp.)は、日本の携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連企業等を傘下に置く持株会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
10.6 兆円

業績