アップル、中国への生産集中を回避 取引先に検討要請
日本経済新聞
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注目のコメント
まだふわっとしているけど、この段階で記事にしたのは読者のためになると思った。メキシコとベトナム、台湾で雇用が増えると思う。
取引先のなかでも組立工程。逆に言うと、部品は動かさなくてもいい(元々中国外だったり、重量当たり付加価値が高いので空輸でなんとかできる) and/or 動かしにくい(取引先のノウハウ含めた競争力に直結するエリアだったり、時間軸として動かしにくかったり)。
中国での生産が多いために、現地に進出している部品メーカーは多く、そうやってサプライチェーンは作られていく。組み立てだけを中国外に移しても、サプライチェーン管理の難易度は高まる。
また、組み立てについても、Hon Haiの工場などで働いている人数などを考えると、人員調達が実際問題に中国外でどれだけできるのかというのが一番の課題だろう。そして移っていく中では、アジア内での部品物流の重要度が増していくと思う。米中貿易戦争の結末を左右するのは、世界でいくつか存在するグローバル製造業プレーヤーの動きだ。
そのひとつ、最大の注目だったアップルの動向がついに表面化した。
アップルがこのような事態をこれまで想定していなかったとはとても考えられない。
この時点で少し腰をあげたということは、高関税がかかっても短期間なら耐えられるという確信があったからだろう。
しかし関税が長期化するとなると話は違う。
こうなるとアップルの動きと同時に、大きな影響を受ける中国政府の動きにも注視しなければならない。
中国が打つ手はかなり限られている。
まさかテリーGUOに接近することはないと思うが、これは危険な賭けになる。