[北京 17日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>は、1対8の株式分割を提案した。アリババは年内に香港証券取引所に上場するとみられている。

7月15日に香港で開催する年次株主総会に議案として提示し、株主の採決にかける。アリババは声明で、株式分割により新株発行などの資本調達上の柔軟性が増すとし、取締役会は株主に議案への賛同を呼び掛けた。声明は2月付だが、17日に同社のウェブサイトに掲載された。株式分割に伴い、普通株と米国預託証券(ADR)との交換比率の変更も提案している。

ロイターは今月、関係筋の話として、アリババが秘密裏に香港市場への株式上場を申請したと伝えた。